今回のファン・ジニは「生かすための死」
キム・ジョンハンへの中宗の仕打ちを見ていると裏切られた者の恨みつらみで罰を与えている。国の最高権力者であることが、その恨みつらみを晴らす部分で残酷な方向へ働いてしまっている。思わず、キム・ジョンハンのやったことは死刑に値することなのか!と中宗に意見したくなった。
たかだか、
- 任務放棄
- キーセンの連れ出し
- 中宗の期待を裏切ったこと
じゃないの。それと引きかえにキム・ジョンハンは地位とお金を捨てた訳で対価を払っていると思うのだけど。中宗の怒りの大部分は3項の裏切りにあると思う。当時の権力状況からすると中宗は実権を持った重臣達に取り囲まれて孤立無援の状態。やっと力になってくれるキム・ジョンハンが登場して官職についてくれた。これで中宗の片腕になってくれると思っていたら、キーセンと駆け落ちしてしまった。王様や圀りもキーセンかよ!というのが、中宗に偽らざる気持ちでしょう。だから、可愛さ余って憎さ100倍。やりたくないのに厳罰を言い渡してしまう。
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キム・ジョンハンの処刑を巡ってそれぞれの立場の人たちがミョンウォルを中心に動く。
以下、ネタバレ
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2008-09-12(23:04:12) - 韓国ドラマ ( ファン・ジニ (黄真伊) ) - stanaka - 3 comments - TrackBack(No Trackbacks)
今回のファン・ジニは「しつこい男」
誰か言ってやってくれ~ピョクケスにしつこい男は嫌われるだけだって・・・・。
それだけ、ミョンウォルの魅力がとてつもないということなのでしょうが、私はピョクケスがミョンウォルに袖にされ、しかも、友人にさらわれていったことによりメラメラと嫉妬の炎が燃え上がり執着してしまっているのだろうなと考えています。ある意味では過去に完全に囚われてしまって周りが見えない状態になっていて可哀想ではありますがあんまり同情したくなる御仁でもない。
予告編からはミョンウォルとキムジョンハンは逃亡生活の中でムフフの新婚生活を味わっているのかと思いきや、そんなにムフフではいられなかった模様。子供もできていなかったし・・・とチャングムとの対比をしていたのだけど最後の方で子供が出来たことをほのめかされる。
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子供が出来ることによりミョンウォルは芸事のない逃亡生活で生きがいを見つけられることとなりそうなのだが。そうは問屋が許さないというのが今回のお話。
逃亡生活の中で芸事は頭では捨てたつもりだけど折にふれ身体が反応してしまうミョンウォル。糸を張っている作業ではコムンゴを思い出し、風に舞う洗濯物で舞を舞ってしまうミョンウォル。
子供が出来たことによりそんな芸事の呪縛から抜け出せるかと思いきや、ピョクケスが仕掛けたミョンウォルの母親であるヒョングムが病気だという噂に踊らされてしまうミョンウォルであった。
すんでのところで、ピョクケスの仕掛けた罠をすり抜けたミョンウォルとキムジョンハンであったが、キムジョンハンの教え子が好意で行った役所への有用な人物の推薦をしたことにより足が付いてしまう。
ミョンウォルはお腹の子供を、キムジョンハンはコムンゴをプレゼントに二人の自宅へ別々に戻るところでキムジョンハンは追っ手が家を包囲していることを発見する。このままではミョンウォルが罠に飛び込んでしまうと見て取ったキムジョンハンは追っ手がミョンウォルに気づく前に声をかけるのであった。
二人の運命やいかに。
2008-09-10(23:42:35) - 韓国ドラマ ( ファン・ジニ (黄真伊) ) - stanaka - 2 comments - TrackBack(No Trackbacks)
今回は私は夏休みで国外にいるためにファン・ジニ第20話「隠れ里」をレビューするのは1週間後になります。きっと、ミョンウォルはチニとなってキム・ジョンハンと幸せに暮らしていることでしょう。この幸せが20話の最後まで持つとは思えませんが。邪魔をするのはピョクケスです。
ピョクケス(碧渓守)は実在の人物のようで、ピョクケス(碧渓守)の名前にひっかけて、谷あいに流れる碧渓水に、そしてミョンウォルは名前の由来である名月を中天の月に例えて歌うことにより、ピョクケスはあえなく撃墜されたとのこと。
詳しくは〈朝鮮歴史民俗の旅〉 時調(2)でどうぞ。入手は困難かと思いますが、時調についてまとめられた本「朝鮮の詩ごころ―「時調(シジョ)」の世界 (講談社学術文庫)」にファン・ジニの時調もその歌の背景を解説して掲載されています。
さすがに詩の対決方法は書いていませんが・・・。
寂しいので華麗なハ・ジウォンさんのファン・ジニの艶姿を掲載しておきます。写真をクリックしていただければ他の写真も見れます。
2008-08-24(22:00:00) - 韓国ドラマ ( ファン・ジニ (黄真伊) ) , 書評 - stanaka - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
ファン・ジニ 第19話「途切れた心」を観て、ミョンウォルとプヨンというのは対照的な二人であり、それぞれの師匠であるペンムとメヒャンに大きく影響されている点では同じだなと感じました。
天才 vs 策士の秀才
当然、ミョンウォル=天才、プヨン=秀才に今のところ策士という構図。さらに、ペンム=天才、メヒャン=秀才の策士あらため純粋 秀才という師匠たちの構図もある。
天才に秀才が立ち向かうためにプヨンは策士としての動きをして天才=ミョンウォルに立ち向かった。スキルで欠ける部分を策略で補おうとした。しかし、芸の師匠であり、策士としての師匠でもあるメヒャンに見事に策略はつぶされてしまった。策士としては師匠であるメヒャンを越えることはできなかったプヨンはさらにメヒャンの方針転換により勝負に勝ったにも関わらず女楽の行首にはなりそびれてしまった。メヒャンが宣言したように芸のスキルを磨いていくということを素直にプヨンはやっていくのだろうか。私の予想はプヨンは策を弄することはやめない。今後もメヒャンを出し抜こうとしていくだろう。
ミョンウォルは明らかに天才であったが、その天才を突き動かしている原動力は第一にペンムへの憎しみであり、第二に階級社会にあった。憎しみがミョンウォルのパワーであったためペンムが亡くなることによりパワーはなくなり腑抜けになっていった。
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師匠の手の上で踊る二人
結局はミョンウォルもプヨンも師匠を凌駕するほどには至っていなかったということ。ミョンウォルは先にも書いたように他社からパワーを貰って天才ぶりを発揮していたわけで、名前のとおり月と同じであった。セルフモティベート出来ない人であったのだ。
プヨンもまた師匠を貶める策を弄するが、メヒャンの察知するところとなり策を無効にされてしまう。挙句の果てに策など使わずに芸一筋に精進してこうなんてことまで言われてしまう。
ミョンウォルの立ち直り策は自己で完結した動機づけができるかどうかにかかっている。立ち直りさえすれば天才はそのままであるので優れた芸を見せることは可能。
対するプヨンは難しいところ。秀才がスキルで天才を打ち負かすことは基本に忠実に行っていくことしかない。そんなことをプヨンはするのか?きっと辛くなって策に溺れるかもしれない。
今後の二人の行く末が楽しみです。
2008-08-14(00:24:19) - 韓国ドラマ ( ファン・ジニ (黄真伊) ) - stanaka - 2 comments - TrackBack(No Trackbacks)
今回のファン・ジニは「師匠思いの二人の弟子」
皮肉も入っていますが、宴(うたげ)で、プヨンが鳴鼓舞(ミョンゴム)を披露。プヨンの舞は、メヒャンの鳴鼓舞の舞譜とは違っていました。師匠への裏切り行為ですがこれはメヒャンの教えを忠実に守った結果。
メヒャンがプヨンの策略をするように仕向けてきた指導を謝っていましたね。うがった見方をすれば最大のライバルであるペンム亡き後、メヒャンが保身のために策略を使う必要もない。メヒャンは心おきなく芸を磨くことに集中出来るわけです。
プヨンはメヒャンの方針転換を納得したのでしょうか?そして、今後のメヒャンとミョンウオルの関係はどの様なものとなっていくのか、益々目が離せないにもかかわらず次週はお休み。でも、プヨンとミョンウオルの勝負がプヨンの不戦勝ではお預けを喰らった感じで不満が残る。
さて、今回は前回、崖から、身を投げて死んでしまったペンムへの鎮魂歌といった展開でした。以下、ネタバレ。
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