今回のチャングムは「母は何でも知っている」
息子=中宗が気づいていない心のうちをずばりと指摘した皇太后。やっぱり母だね・・・って、王族の母親でもちゃんと息子のことは見ているのだろうか? 自分の母親のことを考えるとさもありなんと思ってしまうのだが、王族は自分で我が子を直接育児するというような濃密なことはしないと思うのだけど果たしてどうなのでしょうね実際は。
中宗とチャングムとの会話シーンは私の好きなシーンの一つです。なんだか、和んでしまうのです。チョンホとチャングムとの会話とは趣きが違うんだよなー。
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前回–第51話「医術の心」–のカットシーン
吹き替えではカットされていたと思うのだけど、チャングムが内医院を追い出されて、活人署(ファリンソ)に向かうときに中宗の前を通りかかった時に目ざとく中宗が見つけて話すシーン。このシーンでは中宗はチャングムに自分を宮中に置いて出ていくのかとぼやいてみせます。中宗はチャングムが酒を運んだために王になったようなもの。わからずやの重臣たちに囲まれて大変だよと愚痴りたいのでしょう。
このシーンがあったからこそ中宗とチャングムとチョンホの三角関係が生きてくるのでしょう。
中宗の乱入シーン
中宗がチャングムを尋ねて、内医院にやってきたシーンはチャングムがポソン(足袋)を脱いでいるところにやってきてあたふたするシーン。いやー上品なお色気でよかったです。
そこで中宗に押し倒されそうになったがストレスを抱えていると診たチャングムは外に散歩へ連れ出します。シン・イクピルの教えを語ったりストレスを抱えないために心を許せる人と話すようにカウンセリングしていきます。
支配者の孤独を癒すチャングム
中宗はクーデター勢力により中宗反正と呼ばれるクーデターにより燕山君を追放し王座についたため権力基盤は弱かった。そのため、最愛の妻(端敬王后慎氏)を手放さなくてはいけなかった。当然、重臣たちからの政治に対するいちゃもんは多々あったものと思われる。なので、ストレスの多い生活を余儀なくされていたのだろう。そしてチャングムに自分の実績は何もないと弱音を吐くがチャングムからは具体的に事例を挙げてちゃんと民になることをしていると指摘され元気を出す中宗。
どんな派閥にも所属せずクライアントの秘密は守る。会話は知的だし美人ときたらこれはもう手放せません!!
中宗のまわりの女性ときたら、皇太后は実の母親で頭はあがらないし重臣に操られがちだし、皇后は野心満々で先妻の子供を追い落とそうしていて心を許す訳にはいかない、ヨンセンは素直だけど中宗を怖がってばかりだし・・となるとチャングムは輝いて見えるし精神安定剤としては最適。
そんなところにチョンホという恋敵が登場。さぁーどうする中宗。
コメント
こんにちは。
TBしますので、よろしくです。
51話のカットシーンは、すっかり忘れていました(^_^;)。以前別サイトで51話にカットシーンがあると聞いていたのですが、完全版を見て全く違和感なく受け入れていました。
最初から完全版を見せてよ…と今さら言っても遅いか。
せっかく癒された王様も、恋敵チョンホ様が現れてしまい…。
まあ、ドラマ的にはチャングムとチョンホ様のカップルがうまくいくところを見たいのですが、この回では王様がかわいそうになってきますよね。
「宮廷女官 チャングムの誓い」(完全版)第52話「誤解」
王様がついにチャングムに告白~。チャングムは驚いていたけど、そりゃあそうだわな(お。 まあ、あれだけ医術の腕が立って、話を聞いてくれて、美人でと来れば、王様でなくてもクラクラ来ちゃいそうです(おい。 初見時(NHK衛星)の感想はこちら。 2回目の感想はなし ..
stanakaさんこんばんは:-D今「宮廷女官キム尚宮」見てるんですが王様って孤独なんですよね。そんでおこぼれに預かろうと蛆虫どもがウジャウジャやってきますから。しかも自分の障害になる人物はことごとく抹殺していくし。
はっきり言って利用されてるの分かってるんですよね。だからどこにも属さずきちんと前向きに生きているチャングムに惹かれるのは当然なのかもしれませんね:hea2:
Sayopeeさん、こんばんは。
51話のカットシーンはチャングムがファリンソへ行くときに中宗とチャングムが語らうシーンだと思います。あのシーンはその後に続く中宗のチャングムへの恋心を暗示するシーンだと思います。
完全版で最初からやっていればと思います。ただ、字幕か吹き替えかはチョイスできるようにしてほしいですね。
とん子さん、こんばんは。
組織のトップは王様も社長も部長も例外なく孤独だと思います。和気藹々なんてのは競争にさらされている組織ではあまりできないかと。とはいえ、王様も神様ではないのでストレスにやられますからチャングムが欲しい。そこにチャングムの志とぶつかり部分があり葛藤が生まれる。いい脚本だな・・・。