日傘が浮いているシーンというのは何の意味があるのだろう?「太陽が抱く月」が描く朝鮮王朝は魔法の力が有効な世界というメッセージなのかな。
王、成祖(ソンジョ)が息子フォンの新しい講師として、ホ・ヨヌの兄であるホ・ヨムを指名。ホ・ヨムは周りの者を虜にする類まれな能力を持っている。ホ・ヨムの敵であっても直接会ってしまうと仲良くしたいという欲求が湧いてくるほどの能力の持ち主。チャーム・ポイントが高いんでしょうね。
ホ・ヨヌが授けた秘策
兄は17歳、妹のヨヌは13歳。どちらも早熟の天才。世子の講師に指名されたホ・ヨムは世子の心を開くための打ち手について悩んでいたところ、ホ・ヨヌが知恵を授けてくれる。ホ・ヨヌは前回、宮中で出会ったのが世子であったことがわかったので、プロファイリングできたため・・・。
授けた知恵というのは謎かけ。「この世の万物を瞬時に明るくし、瞬時に暗くできるものは?」というもの。
ミナ王女はあっさりと「目蓋」と正解を口にするが、イ・フォンは納得しない。イ・フォンが出した答えは「君主の政治」というありがちな答え。
自信満々にホ・ヨムに答えるイ・フォンだったが不正解と言われ、さらに傲慢と偏見とまで言われるがホ・ヨムを認める。
そして、謎かけにまつわる背景をホ・ヨムから聞いたイ・フォンはホ・ヨムの妹が前回出会った少女であることを確信する。
ホ・ヨヌとポギョンの出会い
二つの月が出会うのが今回のドラマ。まずはホ・ヨヌの使用人のソルがポギョンとぶつかったことで、巾着を盗んだという嫌疑をかけられたことで出会う。
ポギョンは口ではまことしやかに優しいお嬢様を演じるが、その実態は巾着が盗まれたのではなく落としただけと気づいてもそのままスルーしてソルを平然と痛めつける。迎えに来たホ・ヨヌが身分の高い家だと知ると手のひらを返して痛めつけたのは自分のせいではなく指示を誤って理解して実行した使用人だと言い繕う。
痛めつけられたソルを財産ではなく友人だと言って抱きかかえるようにして去っていくホ・ヨヌを憎たらしげな表情で見つめるポギョン。
二回目の出会いはミナ王女のご学友として宮中に向かう途中の道。このご学友には世子であるイ・フォンの妃選びという裏目的もあるようだ。
イ・フォンの腹違いの兄である陽明君もホ・ヨヌと顔見知りで好意を寄せているようだし、二つの太陽と二つの月が次回あたりに激突するのかな?
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