魔法にかけられて
「魔法にかけられて」を家族で観てきました。ディズニーがディズニーを越えた映画と紹介されていますが、この「魔法にかけられて」はまさにディズニーのコンセプトそのもの。何しろ、夢と魔法の世界をニューヨークに作り上げてしまい「夢をかなえ」てしまうのですから。
最初にこの「魔法にかけられて」の予告編を観たときはディズニーが自分自身で作成してきた夢と魔法の世界を発展的に否定する作品だと認識してました。なので、期待値はどれだけ過去の「夢と魔法の世界」を自らコケにしてくれて楽しませてくれるのかという点。この「魔法にかけられて」でディズニーはディズニー2.0となるのだろうかと思って鑑賞したのですが結局はニューヨークにディズニーランドを持ち込んだ映画となっています。
この「魔法にかけられて」を観た娘と奥さんは面白かったと言っていますので、邪な期待値を持たずにディズニー映画として鑑賞するという態度を取れば期待を外すことはないでしょう。
以下、多少のネタバレ
サントラ、ジェームズ・マースデン、木村聡子、小西のりゆき、エイミー・アダムス、ジョン・マクラフリン、キャリー・アンダーウッド、畠中洋、小森創介、ミュージック クリエイション、MCキッズ
エイベックス・エンタテインメント
2008-03-05
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「魔法にかけられて」の前提は白馬に乗った王子様=エドワード王子と結婚することを夢見ているお姫様=ジゼルがエドワード王子の継母であるナリッサ女王の陰謀により現代社会のニューヨークへ文字通り落とされるお話。ジゼルを追って救おうとするエドワード王子とそうわさせじとするナリッサ女王。ジゼルは落とされたニューヨークでバツイチ弁護士のロバート・フィリップの厄介になっていた。果たしてジゼルとエドワード王子は継母の妨害を跳ね除けて結婚していつまでも幸せに暮らすことができるのだろうか。
というお話です。最初のシーンはディズニーのどこかで見たアニメのシーン。プリンセスが歌を歌うと小鳥や動物たちがやってきてプリンセスのお世話をする。その歌声を聞いた王子が運命の人だと直感して白馬に乗ってかけつける。
で、ニューヨークにやってくると、この歌を歌うと小鳥や動物たちがやってきてお世話するというシーンが繰り返されるのだが、やってくるのはドブネズミ、ハト、ゴキブリ。こいつらが食器を洗ったり整理したりするんだな。なかなかシュールです。
ジゼルはお裁縫がとてもうまくて、現代ニューヨークにはお姫様ドレスでやってきていたが、ぼろぼろになったので新規に作成。その材料がカーテン! ハハハ。なかなかうまく作っていました。
この手の夢と魔法のおとぎの世界を風刺する自虐ネタ満載だと私は大満足だったのだけど、途中から公園でジゼルがKYぶりを遺憾なく発揮して歌を歌い出すと、あーーら不思議、ディズニーのパレードの世界がニューヨークに現れる。そんなジゼルの純粋なプリンセス振りに好意を次第に寄せていくロバート・フィリップ。つまり、ディズニーの夢と魔法の世界が現代ニューヨークに打ち勝つというお話になっていきます。
ディズニー2.0なんてのはあり得なくて、ディズニー1.9999と小数点以下の9をいくつ積み重ねることができるのかをディズニーは企業努力している。さて、いつまでお客はそれで満足するのだろうね。
私の評価は2/5だけど娘は4/5だとしています。
2008-03-16(18:07:16) - <!--08-->映画 - stanaka - TrackBack(2 Trackbacks)

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