チュモン 第26話

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今回のチュモンは政治の季節

今回のチュモンのお話しで、印象に残ったのがモパルモの悔しさ。同じ技術者として、モパルモの心情は痛いほど分かる。モパルモが求めて未だに得られない、技術がそこにある。でも、自尊心を捨てて頭を下げて教えを請うても教えて貰えない。悔しさと自らの不甲斐なさに飲んだくれるのは、よーーーく、わかる。

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チュモンの政治

ヘモスの息子であることをカミングアウトしたチュモン。古朝鮮の流民を救うために一旦、扶余の宮殿へ戻ることを宣言するチュモン。扶余の力を利用して、目標を実現するつもり。クムワ王から護衛総監の役職に任命される。クムワ王を常時警護することから警護のみならずクムワ王への上奏を知り、秘密の指令を受ける立場にある重要なポジション。チュモンは早速、三人を護衛官として呼び寄せ体制固め。

事実上、鉄器工場を乗っ取られた飲んだくれ状態のモパルモを動機付けしてケルへ送り込み独自に鋼鉄剣の製法を研究させる。

ヨンポの政治

兄のテソが鋼鉄剣の製造を成功させたことにより次世代の候補として遥かに差をつけられたことに焦るヨンポ。愚痴るヨンポに逆転の方策として、チュモンが使える事を教えられる。早速、チュモンに取り入ろうとするヨンポ。

チュモンも成長したのか、大人の対応でヨンポの表明を受け止めている。チュモンはテソとのくさびとしてヨンポを利用することあるのかが今後の楽しみ。

ユファの政治

ユファはクムワ王に王の置かれた政治的な勢力関係を分析して見せることにより、拙速にテソの立太子の芽をつぶすことに成功。クムワ王は一流の政治家であるから、ユファが描いて見せた分析など既に頭の中で何回もしていることだろう。ポイントはユファが指摘したことにある。ユファが口にすることによりテソを立太子しない理由に第三者が正当性を与えたことになる。(本当は側室なので、第三者とは言い難いが)そして、ユファが本当は伝えたかったメッセージも伝わっている。チュモンを立太子とは言わないがテソをまだしないでねーーということは伝わり成功する。

テソのエモーショナルな政治

テソはクールなだけかと思いきや感情を出すこともするのだと再認識。テソは鋼鉄剣の職人を連れ帰ることにより扶余に大きな功績を残した。普通はこれだけの功績があり長男であれば、文句なく後継者指名はゲットできるはず。なのにクムワ王は深く考えてみるから、まだ待てと言われてしまう。確かにテソの功績を考えれば後は何をすればいいかわからないと言いたくなるのはわかる。明らかにチュモンがクムワ王の心にある。どこかの国の首相のように涙目になって問いつめたくなる気持ちはわかる。テソが可哀相です。これで、完全にチュモンに対して憎しみが大きくなったことは間違いない。

ソソノの政治

商団がヨンポにより捜索を受けたことに対して、ソソノは自ら志願して解決にあたる。テソに色仕掛けかなと思ったら、圧力をかけるやり方。これはテソの性格を知ったやり方。ソソノでないとできないだろうけど。

そして、モパルモを連れてケルに戻り。ヨンタバルの名代として君長会議を仕切っていましたね。ヨンタバルは包み込むような感じで人をリードしていくのだけど、ソソノはロジックで鋭利に人を切り刻んで、従わせていく感じ。ちょっと危なっかしい。今後、政治的スキルはどのように伸びるのか楽しみ。

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