今回のチュモンは「下手な考え、休みに似たり」
普通ならヤンジョンの策略は成功するはずなのだけど、そこはドラマチュモンが察知していて気をつけていたのが成功した。ヤンジョンとしては母国の漢は他国と戦争をしているわけで、アメリカのように二正面作戦を同時にこなせる国力をもっていない。それなら最小のコストでうるさい扶余を弱体化できる謀略にうってでたのは正しい戦術。
失敗は情報漏洩にある。テソがちょろちょろと玄菟城をいたのを知られておりしかも鋼鉄剣の製造技術提供の見返りに縁談を持ちかけられていることまで流出していたのだから。流民と偽ってきているが何かあると察知して見張られるのは当然の流れ。
しかも、この事件によりクムワ王とチュモンは宮廷内の権力を増すことができ、チンボン、イムドゥン両郡への出兵を実現できる。
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お話の最初は四出道に送った犬使者が首だけになって帰国したところから。クムワ王は怒って、四出道の諸加から討つなんて言うが重臣たちが諌め、その上、漢との関係悪化につながるチンボン、イムドゥン両郡への出兵も思いとどまるよう言われる。
これでクムワ王が引き下がってしまったら、権力は完全にクムワ王から離れてしまう。ユファは君長であった亡き父のポリティカルな動き方を思いだし、チュモンに解説する。そして、ユファはクムワ王を支えるようチュモンに言い聞かせる。
そんな中でタムル軍の残党がやってきて、ぜひ、チンボン、イムドゥン両郡への戦いに加えて欲しいと陳情がある。これに力をもらったクムワ王は直属の軍だけで戦うことを決意する。騒然とする臣下たちにこれ以上の反対は反逆とみなして罰すると宣言する。
そんな中で。鍛冶職人にまぎれこんだ玄菟城から送り込まれた手の者がクムワ王暗殺に動く。しかし、いち早く察知したチュモンが暗殺者をかたづけてしまう。暗殺者たちが鍛冶職人として来ていた者たちだとわかったクムワ王はテソを軟禁状態にして取調べをチュモンにまかせる。
明らかに玄菟城からの謀略によりクムワ王が暗殺されかかった訳であり、さらにその手引きをしたのは王妃の一派に属し四出道に立つテソであるわけであるから四出道側は大きくマイナスポイントとなり権力を削がれることになる。さらには出兵する大きな理由ができてしまうことに。
ここで、政治的に動くことに目覚めたユファが動く。まずは王妃の元へ行きテソの軟禁を解かせるよう説得する代わりに四出道が協力するように取引を申し出る。そして、チュモンにはテソに今回の戦いの先鋒に立つかわりにクムワ王からの許しを得られるようにすると恩を売れと指示。
チンボン、イムドゥン両郡への出兵への条件は揃う。クムワ王はテソとヨンポの両名にチュモンの補佐をするように命令。チュモンは先鋒隊長に任命する。戦争に勝てばチュモンの手柄になるポジションだ。
このまま、すんなりとチンボン、イムドゥン両郡との戦争は勝利するのか?
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