武神を録画視聴しています。なかなか一気に視聴することができず、テレビ東京の放送から引き離されるばかりですが。視聴の仕方は突っ込みを入れつつというものです。
武神とは
時代は13世紀、舞台は高麗。僧侶見習いとして育てられたキム・ジュンが僧侶の反乱をきっかけにチェ・ヤンベクの都房親衛隊に逮捕されてしまう。さらに奴婢であることが判明してしまう。奴隷として劣悪な環境で働かされるキム・ジュン。この環境から脱出するには撃毬大会に出場して勝利するしかない。
撃毬大会は撃毬に名前を借りた殺し合いの見世物大会。何度も瀕死の重傷を負うが不屈の精神で優勝をもぎ取るキム・ジュン。
キム・ジュンは優勝したために奴婢でありながらも小将軍の職位を得ることができた。そして、キム・ジュンは国境の警備に回されて、蒙古と対峙することとなった・・・。
武神は男性を描いた物語
武神に登場する主要な女性、二人を見てみよう。
ウォル
お嫁さんタイプですね。まあ、当時お嫁さんにしたいナンバー1は誰だという人気投票すればぶっちぎりの一位になりそうなくらいな嫁さんタイプ プラス ドジっ子。
キム・ジュン一筋の女性で愛らしいんだけど、キム・ジュンのお嫁さんになれたら人生の目標は全て達成という感じの女性でしかない。自立した女性からは180度離れている。
ソンイ
最初の登場では男に生まれていれば確実にチェ・ウの後継者は確実なくらいの胆力と知力のある女性として描かれていました。ところが、キム・ジュンに恋してしまったとたんに、そんな胆力も知力も宇宙のかなたに捨ててしまって恋する女になってしまったのは残念。もっとしたたかに思慮深く行動してほしい。
武神に登場する女性というのは男性にとって理想的なというか都合のよい女性像なんですね。これってどうよ!って感じです。
武神は精神論の世界
武神は戦いにおいて戦略どころか戦術もロクに出てこない。撃毬大会での戦い方がまさしく精神論による戦い方。唯一あったのは軽い武器にするとかくらい。
さらに、鉄州(チョルチュ)城で城主から蒙古軍のことを聞かれて回答しているが分析をしているだけで、どうやって戦ったら勝てそうかという意見具申をしていなこと。その城主からして部下や民を励ますのはいいけど、あんまり希望があるような励ましではなかった。
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