チュモン 第33話

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今回のチュモンは勝利そして敗北

凧と消炭を使った奇襲が大成功し、漢軍を攻める朱蒙、クムワ王も自ら陣頭に立ち、ヤンジョン陣営に攻め入る。テソ、ヨンポの両王子もしっかりと働いています。

でもね、突っ込みを入れさせて貰うと

矢が凧に届くなら矢を細工して消炭と火をくっつければよいと思う。さらに、驚かすことと火災を引き起こす程度で、殺傷能力はそれほど期待できない兵器で大成功するかな?指揮官先頭という言葉があるけど、クムワ王が一兵士として戦うのはいかがなものか?当時の戦闘では始まってしまえば、戦術を伝える手段ないから、クムワ王自ら陣頭に立ち周りの兵士を鼓舞するしか役割ないからか。

と、色々と疑問点の湧いてくる戦いでした。

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最大の勝利者

今回の最大の勝利者はテソ王子で決まり。一番の競合者である、チュモンがテソ王子自ら仕掛けたヤンジョンへの内通による、漢軍の奇襲で行方不明となる。

目の上のたん瘤であったクムワ王は戦闘で受けた矢により危篤状態。太子が正式に決められていない現時点ではテソ王子が実権を握るのは当然の流れとなる。

勝利者

敗走していたヤンジョンだったが、クムワ王重傷、チュモン死亡(と報告受けている)の情報を握ることにより一転有利となる。さらにはテソ王子が交渉という言葉なんて知らない感じのヤンジョンとの和解により勝利と言ってもよい成果を手中にする。テソとの縁談が上手くいけば扶余を属国化することも夢ではない。

敗北者たち

クムワ王もチュモンも指揮官としての役割をクールにこなしていればよいのに、焦ってしまったため、自ら墓穴を掘ってしまった。クムワ王は王権を賭けた戦いであったため、無理に一兵士として前へ出過ぎた。

チュモンは流民の願いを叶えるために戦術も立てずに飛び出していったために、ヤンジョンの奇襲にあう。ヘモスも同じようなことで捕まってしまったことがあるが血は争えない。

見失う者

ヨミウルのもとにいる若い巫女が三足烏が消えたと報告する。まさに、チュモンがヤンジョンの奇襲で行方不明となるであろうことを予言したもの。ヨミウル様は今回はそれまでなのだけど、今後の活躍を私的には期待している。

クムワ王が危篤状態なのを救えるのはヨミウルしかいないと思うのだけど誰も言い出さないのは不思議。

悲嘆する者

チュモンの行方不明の報を聞いたソソノは商団の君長としての役割は忘れてしまい恋人を失った乙女になってしまう。そこへ乗じるように近づくテソ王子。絶対嫌われるね。

恨みを晴らす者

テソは物言えぬクムワ王に今まで受けてきた恨みを晴らすことを宣言する。当然、母親思いのテソの恨みを晴らす対象にはクムワ王を王妃から奪ったユファも入っているはず。

今まではクムワ王=チュモン連合の力が強く、その権力を背景にしてユファは動いてきたが、その力が一挙にゼロになってしまった。

危うしユファ。

成功する者

戦闘に参加する事を拒否されたモパルモは鋼鉄剣の開発に努め、とうとう漢の鋼鉄剣を超える剣の開発に成功。軍事的には大変な発明で、モパルモは要人扱いすべき存在となった。この鋼鉄剣は今後、どのような展開をするか気になる。

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