馬医 第12回「訪れた転機」

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今回の馬医は二つの転機があったと思います。

しかし、あの棒叩き—正式には「杖叩き」というそうですが、残酷な刑罰ですよね。しかも、廃止されたのは20世紀に入ってからだというから驚きです。

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転機というのは棒叩きの刑がトリガーになっているんですよね。

チニョンとクァンヒョンの仲の進展

チニョンとクァンヒョンはお互いのことを意識しながらも、それ以上の仲へ進展しなかったのに、チニョンが両班のお嬢様・・・しかも、トップクラスの家柄だと知ったクァンヒョンはチニョンに対してよそよそしくなってしまい大きな溝ができてしまいます。

そこへクァンヒョンが無資格で人間に鍼を打ったという罪で投獄され、そして、受けた刑罰は棒叩き30回。公式ガイドブックによれば叩かれた傷が悪化して死ぬこともある刑罰だそうです。重たそうな棒で思い切りぶったたくからそうなっちゃんうんでしょうね。

上の写真は済州島の民俗村で撮影したもの。

チュ・ギベやチャボン、オ・ジャンパクまでもがリスクを冒して投獄されているクァンヒョンを気遣って差し入れに行く。クァンヒョンはみんなに愛されているんだね。

30回の棒叩きで瀕死の重傷を負ったクァンヒョンを助けるためにチャボンは恵民署に駆け込んでインジュを連れて帰り治療してもらう。いつもは憎まれ口を聞くちゃらんぽらんな奴だとチャボンのことを思っていましたが、少し見直してしまいました。

チニョンもソンハの手助けで家を抜け出すことに成功してクァンヒョンの看病を努める。あれだけ、親身に看病してくれたら惚れてしまうやろ~と思ったが案の定、両班と分かる前の付き合いに戻ることを約束するクァンヒョン。

二人の仲はこの看病でぐっと深まったはずだけど、ソンハはどうするの??? ソンハはクァンヒョンにどんな態度を今後とっていくのでしょうかね。

医師への道

人を救いたい一心で鍼を打ったのに罪に問われて自分自身の命を落としてしまう寸前だったクァンヒョン。その悔しさをバネにしてクァンヒョンは医師を目指します。

その場を提供してくれたのが首医のコ・ジュマン。クァンヒョンの無資格医療の発覚で立場が弱くなったコ・ジュマンですが、そんなことは意を介さずに自分が首医の時にできることをやっておこうという気構えで断行する。

そして、コ・ジュマンはクァンヒョンに試験を受けろと言いに訪れる。戸惑うクァンヒョンに馬医が医者になってはいけない法はないのだから遠慮することはないと背中を押す。

医師の道を目指す決心をしたクァンヒョンはチニョンにその決心を打ち明ける・・・って、これはどうみてもクァンヒョンはチニョンに完全に惚れているね!

まあ、このまますんなりと試験を受けさせることはしないイ・ミョンファンでしょうから、どのような妨害工作をするか見届けましょう。

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