今回のチュモンは悲しい婚礼
周辺部族、周辺国の首脳を集めてのチュモンとイェソヤの結婚式。喜びの場として表現するのが通常の結婚式の描き方だけど、今回のシーンでは悲しみに覆われたトーンでした。ソソノがチュモンを思う気持ちとチュモンがソソノを思う気持ちを中心に描かれていたので悲しみ色に描かれたのでしょうが、イェソヤからの視点での描き方も入れて欲しかった。
イェソヤにとっては一目惚れであり、父である族長を殺害された後には唯一の頼る人であるから、そのチュモンと結婚式を挙げれるのはこの上もない喜びのはず。喜びをしっかり描くことによりこの後の想定される苦難が生きてくるというもの。
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奴隷問題
チュモンとイェソヤの結婚式に参列したヤンジョンはテソと会談して、漢に流民を奴隷として差し出すように要求を突きつける。一度は断るテソにヤンジョン自身の首もかかっていることを伝え、断ると戦になることをにおわせつつプレッシャーかける。正にクムワ王がいうところの一つ差し出せば二つ目を要求されるパターン。どこかの国の弱腰外交にを思い起こさせます。
テソ(帯素)は朱蒙(チュモン)に扶余に住み着いている流民を探しだし集めて漢へ差し出す任務を命令します。反発せずに従順に従おうとする朱蒙(チュモン)にオイ(烏伊)、マリ(摩離)、ヒョッポ(陜父)が反発しあげくの果てには朱蒙(チュモン)を離れるとまで言い出す。
ユファ(柳花)にも自分には考えがあるからと信じて欲しいという朱蒙(チュモン)。今までの古朝鮮再興を掲げていた考えからは180度違う行動に、だれもがにわかには信じられない。一番、信じていないのはヤン・ソルランだと思うが。
流民を利用した策謀
朱蒙(チュモン)の流民を集める任務を利用した本当の狙いは、テソ(帯素)の正式な命令により流民をかき集めて、長安へ送るところを新天地へ赴きそこで建国するというもの。ポイントは
- 長安へ送る役目を朱蒙(チュモン)が任命されること
- ユファ(柳花)、イェソヤ、モパルモの扶余宮からの脱出
- 新天地の選定
- テソ(帯素)に気づかれる時間をいかに遅らせるのか
テソ(帯素)は朱蒙(チュモン)を信じきっているので朱蒙(チュモン)から最後まで任務をまっとうしたいので長安へ送る任務も志願したいという願い出に了承を与える。ユファ(柳花)は今回の脱出にはクムワ(金蛙)王のことを考えると見送ると朱蒙(チュモン)に伝える。
ユファ(柳花)はクムワ(金蛙)王に朱蒙(チュモン)とは同行せずにクムワ(金蛙)の元にいることを話す。ヘモス(解慕漱)のことがあるけれども、今までずっと思いつづけてきてくれたクムワ(金蛙)へのユファ(柳花)の感謝の気持ちかな。
なんだか、朱蒙(チュモン)のドラマの登場してくる人たちは想っている人とは結婚できない人たちばかり。悲しい恋の物語でもあるんですよね。
ソソノ(召西奴)の危機
次から次へと襲いかかる危機。今度は桂婁にソンヤンが扶余への貢ぎ物すべてを準備する様に命令が下る。とても、桂婁一国ではまかないきれない量。あきらかにソンヤンはソソノ(召西奴)に難癖をつけようとしている。
どうさばくのかソソノ(召西奴)。
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