「冬を切り取る、ニコンDf 撮影ワークショップ」に参加しました。ニコンDfを使ったワークショップとしては初めてとなるそうです。
ニコンDf 撮影ワークショップ Agenda
●開催日時:1月18日(土)13:30~18:00
●撮影場所:銀座周辺
●講師 :松本友希(まつもとゆき)先生
- 季節の写真の撮り方についてレクチャー
- Dfの使い方の簡単な説明
- 外出。撮影
- 会場へ戻り、プリント&復習
- 講評
- 終了・解散
ニコンDfについて
ニコンDfについて松本先生とニコンの方からの説明を意訳すると、以下のようになるのかな。
カメラはフィルムカメラからディジタルカメラになったことにより、精密機械から電子機器となった。この変化を問い直したい。
ディジタルカメラになって、シャッターを押せばカメラ任せでもいい写真がとれるようになったけど、それは偶然なのか狙ってのことなのか?
基本に立ち返って「写真 1枚1枚の大切さを見直せる」カメラである。
私の勝手な解釈ですが、撮影するときに自分の想いを込めた写真とするためにシャッター速度、絞り、ホワイトバランスなどをしっかりと設定して撮影するカメラと解釈しました。だから、撮影者の想いがこもった写真が撮れる。しかし、脊髄反応で反射的なシャッターチャンスをモノにするというシーンにはやや不向きなカメラかなと勝手に思いました。
シャッター速度、絞り、露出、ISO感度などがダイアル操作で出来る、しかも、そのダイアルは不用意に変更されないようにボタンを押しながらなどして操作するのが基本というのも考えて撮りなさいという思想の表われなんでしょうね。
例えば本体上面右のモード切替のダイアル(M/A/S/P)は上に持ち上げてからでないと回せません。最初、動かなくて焦りました(-_-;)
ちょっとやり過ぎかなと思ったのは底面のバッテリー・SDカードカバーの部分。開閉ノブがあってぐいっと回して開け閉めします。プラスチックのスライドでいいんじゃないのかな??? 面倒くさいです。これも、偶然に開いてしまうというのを防ぐ思想なのかな? でも、プラスチックのスライド式でも勝手に開いたことはないけど。
電子水準器はローリング、ピッチングの両方の傾きを確認することができます。
今回、貸していただいたニコンDfの底面には「SAMPLE」の表示が。それでは撮影に行きましょう。
まずは新富町付近で撮影したものです。
私の印象としては、とっても素直な絵になっているなという感じ。オートフォーカスも早くてスムーズで気持ちいいです。RAWデータからLightRoomで現像しています。
使ったレンズはAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)。DfのためにAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gをベースにアルミ製のシルバーリングなどDfにマッチするようにデザイン変更しているというなんて贅沢な開発しているんだろう。
新富町近辺での撮影はニコンDfに慣れるというもので、本番の撮影はこのあと。SDカードを別途手渡されて36枚しかないと思って1枚1枚に熱い思いを込めて撮影してくださいと言われて送り出されました。
さてもどんなものが撮れたのでしょうか・・・事務局から近日中にデータがくるので来てからご紹介します。続く・・・
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