馬医 第28回「執拗(しつよう)な魔の手」

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今回の馬医では淑徽(スッキ)王女がグッジョブ!!! まあ、その淑徽(スッキ)王女のグッジョブをあっさりとひっくり返すイ・ミョンファンの悪辣さが目立ちましたね。

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イ・ミョンファンの行動の矛盾

ただ、これって変と思いませんか? イ・ミョンファンの目標はチニョンが両班であり続けることとソンハと一緒になってその家門を我がものにすること。

ならば、顕宗(ヒョンジョン)にクァンヒョンの治療は正しかったと極刑を減刑させるようなことを言わずに、そのまま治療方針は間違っていたと言えばクァンヒョンは極刑となり、さらに、インジュも重い刑は免れないようにしてしまえばいいはず。その方が簡単だったはず。

このストーリー展開はクァンヒョンを危機に陥れたけど、その危機をまっとうな方法では救えなかったのでズルしたというようにならないのかな?

権力者の云うことは信じるな

イ・ミョンファンが回りくどい方法で自分の想いを通すために、クァンヒョンの助命というニンジンをインジュの目の前にぶら下げて、クァンヒョンがカン・ドジュンの実子である証拠を差し出せる。

そして、その上でクァンヒョンを逃がすと見せかけて命を奪う仕掛けをしておくといういかにも甘さが全くない悪役ぶりを披露しました。

その策略に気付いたソンハに対しては、お前の本心はクァンヒョンの死を願っているはずだと闇の部分を抉って見せてソンハを黙らせるのは人間としての年季の違いを見せつけていました。

ただし、この手がチニョンに使えるとは思えないのだけど、どのようにクリアーする腹積もりなんでしょうね。

ということで、クァンヒョンは一難去ってまた一難というイ・ビョンフン監督お得意のストーリー展開となっていますが大丈夫なんだろうか? どうやって殺し屋の手から逃げるのでしょう? なんとなく、8年前のカン・ジョンドゥから逃げ切った時の展開と同じパターンかなと思ってしまうのだけど。

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