第2回目は「超本格!韓国語通訳・字幕翻訳家のお仕事」。まずは通訳をやっている嵯峨山みな子さんのお話。
嵯峨山みな子さんとは
延世大学で学びさらに梨花女子大学の通訳大学院で通訳の勉強をされたという人。前回の田代親世さんとは違い待ちの姿勢でお仕事がやってきて、通訳の仕事をするようになったという。でも、共通点は人脈。人脈からお仕事がやってきたということ。
韓流通訳の大変なところ
通訳というイメージから類推できる苦労もあれば、そんなこともするのという苦労もあるようです。
- 声が聞こえないことがある。スピーカーは観客の方に向いているし、声援で聞こえないこともある。
- 幅広い専門用語を知る必要がある。ある時は大乗仏教などの話が出たり、MRという訳分らない言葉が出たりした。MRはMusic Recordedの略でカラオケですね。
- アテンドしている俳優さんのあれ食べたいとかあれしたいに機敏に動けなければいけない。
- 出演しているドラマのみならず家族、恋人、趣味など背景知識として持っている必要がある。
大塚毅彦とは
大塚毅彦さんは字幕翻訳で活躍している。字幕を作成した作品には、「達磨よ、ソウルに行こう」「ピアノを弾いた大統領」などがある。
字幕の場合、基本として台本があるので、台本を読みながら字幕をつけていくという作業になる。しかし、ドラマの場合は手に入らない場合がほとんどなので、聞き取って翻訳ということもやる。
字幕翻訳のお仕事
良い字幕とは透明な字幕。つまり、字幕を読んでいるということを意識させないのが良い字幕だそうです。
やはり、大塚毅彦さんが字幕翻訳を仕事にすることになったきっかけは記者をやっていた時のコネからもらうようになったとのことで、やはり人脈というのが大きな要素になるようです。
やはり、どんな仕事でも人脈は重要ですが韓流関係のお仕事はさらに如実に表れるようですね。
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