今回の馬医はクァンヒョンとヒョンウクの医術への姿勢の違いを浮き彫りにしていく回でした。それにしても、クァンヒョンの描き方はスーパーマンというかスーパードクターKだよね。
まあ、でもね人間って、とことん考えて考えて行くと突然、天から閃きが降りてくることがあるんですよね。
クァンヒョンが灰にするというアイデアも日ごろから患者のためを思って、悩みに悩んで、考えて考えた結果、降りてきたものと理解しましょう。
処方対決
敗血症を防ぐための世子への最後の薬材をヒョンウクがクァンヒョンに尋ねますが、蛙を使った薬材は毒性が強いため灰にすることで毒性を弱めることを思いつき薬材を灰にすると口にします。
ヒョンウクは治腫指南から正解を知っていたのだけど、クァンヒョンは独自に正解にたどり着いたことを知って驚く。
あくまでも自分の出世や名誉ではなく患者のために一番良いことを選択するという考えのもとに時間を重視してヒョンウクが用意した薬材の使用を決断したクァンヒョン。
まあ、クァンヒョンの医師として純粋な姿勢を描きたかったのだけど、ちょいとあざとい感じがするのは私だけ???
もうちょっと、逡巡する様子を描いて師匠の教えを思い出して最善の選択を下していくという姿をエピソードとして入れた方がリアリティが増すと思うのだけどね。
婚礼衣装の用意
一緒に行動するまでに仲良くなった淑徽(スッキ)王女とウンサ。いそいそと市場にチニョンを連れ出して婚礼衣装をあれこれ品定めする姿は有閑マダムだな~。そのうち、この二人がチニョンの小姑のポジションになったりして。
それと盛んに高齢出産なんて言葉を口にしていましたが当時の朝鮮王朝の時代にそういう概念があったのかしら?
このシーンの後にウンソに対してソンハが焚きつけないでくれと訴えているシーンが描かれています。さりげなくチニョンが実は両班の生まれではなく賎民の生まれであり、それが明らかになると大変なことになるぞという伏線をはっています。
天然痘の流行
淑徽(スッキ)王女が婚礼衣装を買い出した後に出会った民が実は天然痘に罹っており、淑徽(スッキ)王女にも感染してしまう。
今度のクァンヒョンの使命は天然痘の治療です。
この天然痘の治療を巡って、クァンヒョンとヒョンウクの激突があるようですね。
さて、どんな風にして天然痘を制圧するのでしょうか?
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