今回の馬医は前半はチニョンの身分回復~クァンヒョンとの結婚間近と思わせる展開ですっかりと最終回みたいな雰囲気でした。
ところが、新しい左議政が着任するとクァンヒョンを巡る政治的な動きが目まぐるしくなる。すべてはクァンヒョンが継いだ家門が名門でありかつ王の寵愛を受けているという野心を持った者から見ると美味しい対象なため。
顕宗(ヒョンジョン)のグッジョブ!
顕宗(ヒョンジョン)は王様というシンボル的な存在でしかないのかなと思っていたのだけど、今回はちゃんと仕事しました。
クァンヒョンがチニョンの父親であるペク・ソックが奴婢から解放されて身分が上がればチニョンは奴婢として地方へ送られることはなくなると考えます。
そして、ペク・ソックが昭顕世子の殺人を告発したことが手柄であり奴婢から抜け出せる実績だと論理展開します。
顕宗(ヒョンジョン)はペク・クァンヒョンの論理を補強するために過去の記録を調査させて前例がないかを調べさせる。現代ならググってあっという間に出せるけど当時は人海戦術でやるしかない。
世宗大王の時代に同様の前例があることが判明しチニョンは助かる。
今回はちゃんと「できる王様」でしたね。
チニョンとクァンヒョンのラブストーリーは反階級差別の主張
子供の身分は母親の身分を引き継ぐというのは初めて知りました。チニョンは身分が回復したとはいえ良民となっただけなので、クァンヒョンとの間に出来る子供の身分は良民となりますので、カン家は断絶となってしまいます。
左議政のみならず大妃までもがクァンヒョンの縁談をすすめようとします。大妃はチニョンに対して身を引くようにとまで言い渡します。当時の人たちでは当たり前の考えなのでしょうね。
そんな周囲の思惑をものともせずにクァンヒョンとチニョンは真っ直ぐに一緒になろうと誓い合います。家門も財産も相続できないけど、そんなものよりずっと大事なもの=父の志を子供に渡したいと熱く語る二人。
そして、クァンヒョンは文官職を辞する考えであることを顕宗(ヒョンジョン)に伝えます。
それを聞いた左議政たちは大いに反発します。さて、またもやクァンヒョンが脅かされるのかと思っていたら、顕宗(ヒョンジョン)が倒れてしまいます。
さーー、クァンヒョンは顕宗(ヒョンジョン)の病を治すことができるのか?
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