今回の太王四神記は「癒す者」
今回はエピソード盛りだくさんで、さらに早足でホゲ軍崩壊からタムドクが国内城に戻って政務を処理しているところまで描くものだからどのあたりを中心に感想かけばいいのかやや混乱。
本当はこのドラマ24話ではなくもっと続くことを前提に作っていたのではと思いたくなる駆け足のストーリ展開。
確かに今回はヨン・ホゲとタムドクの1対1の対決があってアクションシーンは見どころでした。でも、そこに至る展開とそれからの展開がやや駆け足過ぎる。
例えば、スジニがキハの子供を抱えて火天会から隠し通そうとする部分は1話くらい割いて描いて欲しかった。さらに、ホゲたちが逃げ延びる部分も、丁寧に描いてほしかったなー。
池田 理代子
講談社
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・コミック版 太王四神記 3巻 (『1週間』COMICS)
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・太王四神記 上
・太王四神記[タイオウシジンキ](下)
・太王四神記 公式ドラマ・ガイド 前編
以下、ネタバレ(もうしているけど)
タムドクの判断ミス
少数でホゲの後を追うことにしたタムドク。根拠としてはホゲを追いかけているもうひとつの集団–契丹族を刺激しないため。
しかし、結果としてはホゲ、タムドク、契丹族の三つ巴の戦いとなり犠牲者を大量に出してしまう。圧倒的な武力で出かけていれば戦闘も起こらず犠牲者も少数にとどまったことでしょう。
まあ、ドラマの都合上、ホゲとタムドクの一騎打ちを見せるためにはこのような少数での出陣が環境として必要だったのでしょう。
キハとホゲ
落ち延びて行ったホゲを待っていたのはキハ。お互いに大事なものを無くしてしまった身。さらにはキハが冷静な分析で「天はタムドクしか見ていない。私(キハ)もホゲもタムドクを試すだけに存在している」と喝破する。天の勝手な人間界への干渉に逆らうためにキハとホゲは手を結んだのか・・・。
キハとホゲのこのあたりの二人が手を結んだ動機というのが、見逃しているのかもしれないのだけど明確に描かれていないような気がしています。同床異夢的な感じもしますし。
ホゲは天=タムドクへの復讐、キハはタムドクと共に死にたいという目標を持っているのではと勝手に想像しているのですが。どちらにしてもタムドクをやっつけるというのは同じなので手を結んだと。さらには火天会の最終目標である天の力を強奪するという面からもタムドクの血が必要なので手を結べると。
さて、残り2回となりました。スジニとタムドク、チョロの三角関係やらチュムチとタルビはとか気になる点がありますがこのドラマは人の恋路には冷淡なようなのですんなりと結ばれるのかわからない。
コメント
「太王四神記」第22話「最後の守り主」
(2008/5/6記述) あと3話となった「太王四神記」完全版。 いやあ、盛り上げてくれるけど、相変わらず難しいドラマです(おい。
こんばんは。
TBしましたのでよろしくお願いします。
一カ所、タムドクがタケドクになっていませんでしょうか??
この回、おっしゃるとおりかなり駆け足でしたよね。
それまで丁寧に描かれていた回もあったので、ちょっと物足りないような。
キハとホゲのシーンはカットシーンがなかったかなあ?と思ったのですが、完全版を見直してみないとわからないなあ。
何はともあれあと2回、目をこらしてしっかり見ることにしましょう。
Sayopeeさん、こんばんは。
>タムドクがタケドクに
ありがとうございます。修正しました。
レンタルDVDの完全版の視聴した記憶からするとキハとホゲのシーンはカットなかったと思います。あったのはサリャンがキハの子供の身代わりに手伝わせた女の家族を殺すシーンがありましたね。
stanakaさんこんにちは!確かに内容てんこ盛りだったので駆け足で過ぎていった部分はありましたね。
今回はサリャンが可愛そうでした(涙)この人はキハを愛していたためなんとしても子供を守りたかったんでしょう。
ホゲもキハも崖っぷちまで追いつめられた感じがあります。そこに長老がつけこむわけですが。
とん子さん、こんばんは。
サリャンはキハへの想いを抱きながら死んでしまったのは可哀想でしたね。ホゲもキハのことを想いながら振り向いてくれない。タムドクがそんなにいいのか・・・・。
[…] 地上波のレビューは太王四神記 第22話「最後の守り主」でどうぞ。 […]