「奇皇后」の第一話を記事にするために見直ししたら、こんなの史実としてあったんかいな~という思いが募ったので少しググってみました。
高麗王朝の書籍は持っていないので、もっぱらインターネット頼みです。資料としては以下のようなものがあるようです。図書館で探そう・・・。
Wikipediaがコンパクトにまとまった説明になっています。これを読むと韓国ドラマ「奇皇后」はかなり史実とは違うというのがぷんぷんと匂います。
韓国ドラマ「奇皇后」では貢女として献上されるところを途中で命からがら逃げ延びて狼派の頭領になっています。でも、史実としては貢女として元で働いているところで皇太子に見初められて(?) or 誘惑して、まんまと皇后の座を射止め、そしてその権勢をほしいままにする女性というふうに読めます。
しかも、スンニャンに思いを寄せる高麗王は史実にはいない王なんですからね。元々は忠恵王になる予定だったらしいのですが、この人だいぶ猟奇的な王様だったみたいでストーリー上不適切だったんでしょうね。
素人の私がそう感じるのだから、当然、以下のような記事が書かれたりしています。
『奇皇后』ファンタジー偏向の歴史わい曲…漫画的ロマンス繰り返す(1) | Joongang Ilbo | 中央日報
『奇皇后』ファンタジー偏向の歴史わい曲…漫画的ロマンス繰り返す(2) | Joongang Ilbo | 中央日報
この記事の論調は「奇皇后」という名前だけ借りたファンタジーだと決めつけていますね。
『太陽を抱く月』のように最初からファンタジーな歴史劇だとしていればよさそうに思います。
韓国ドラマ「奇皇后」の内容は史実だと勘違いしないように、ハ・ジウォンさんの魔性の女っぷりを純粋に楽しむのがいいようです。
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