太王四神記 第24話/最終回「二千年の時を越えて」

今回の太王四神記は「神から人へ」

チュシンの王が人は天の力を必要とするのか、人だけで自助努力でやっていけるのかを選択する。神の力を不要とする解除キーが天弓というわけ。

天から人へ選択肢を渡された訳だけど、そのために多くの人の夢や希望、人生までも打ち砕いたことを考えると、キハのみならずチュシンの王=タムドクが選択を熟慮するための使い捨てのツールかよと自虐的に言いたくなる。

さらに、ヨン・ホゲにしてみれば、その上にキハからタムドクと共に死ぬためのツールにされてしまっている。

ヨン・ホゲよ! どこまでも報われない男。このヨン・ホゲの報われない姿に自分のことを投影してしまう私が悲しい・・・。(除く、ビジュアル面)

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以下、男の悲しみを抱きつつネタバレ。

スジニとの再会

コ・ウンがかつての語学の先生と出会ったという話を聞いて捜索に飛び出したタムドク。川のほとりで石投げしている子供と荷車の車輪を修理しているスジニの姿を見つめるタムドク。車輪をこわしてしまいスジニを立ち去れなくして部下を呼び寄せようとするタムドクだが突然振り向きスジニへ戻りぎゅっと抱きしめる。

タムドクはスジニのことをどう思っているのかこの時点でもはっきりとしない。キハがいるから明確にできないのかな?

それとロングヘアーとなったスジニだけどアフレコの声と違和感が出てきた感じがあります。どうてもショートカットのスジニが思い起こされてオンナっぽいスジニと声のギャップがあって妙な感じがしました。

ヨン・ホゲとの最終決戦

タムドクの心臓を狙って、阿弗蘭寺へおびき寄せようとしているのが明白なため後燕の軍を追撃しようとはせずに持久戦を仕掛けようとしたタムドク。しかし、アジクが攫われたことにより事態は急展開し、急遽、後燕=火天会を撃つことに。

タムドクにしては珍しく何も策略を回らしているシーンなしの正面からのガチンコ対決に見えるシーン。タムドクは戦闘前の訓令で「我々は負け方を知らない」と言って兵士達の士気を高めて少数兵力をカバーするやり方をとる。

この負け方を知らないというのは意地悪な言い方をすると引き際を知らないということ。敗北に直面した時に損害を最小限にして退却するというやり方を知らないということ。捲土重来する前に完全に滅亡してしまう。まあ、ここのシーンではそんなことを書くのは無粋なことなんだけど、戦闘があまりにもストレート過ぎて戦略や戦術など何もないので、ちょっと意地悪なことを書きたくなりました。

黒朱雀はキハ

キハの息子アジクの心臓をえぐり出して、神の力を手に入れようとする火天会の長老によりキハの黒朱雀としての力が発現。

キハと一体と成っていた火天会の長老はその黒朱雀の発現とともにはじき出される。おそらく、火天会の長老はその時点で死亡?

タムドクは天弓で黒朱雀となったキハを撃つことはせず、神の力に頼らずに人間の力で国を創ることを選択し天弓を破壊。そして、四つの神器も雲散霧消する。

次にタムドクはキハのことを信じてあげることができなかったと呟き黒朱雀となったキハの元へ歩んでいく。

【以下、最後のシーンへの勝手な推測】

タムドクは天からの使命により捩れてしまったキハとの関係を修復するために許しを乞うために、そして、新たなキハとの関係を構築するためにキハの元へ歩んで行ったのだ。

ここに神の時代は終わり、人間の時代が始まる。

全体の感想

お話が後半に駆け足となってしまったのが残念ですし、最後の終わり方は2001年宇宙の旅を思わせる観念的なシーンで思弁的なドラマだったのかいなと唐突なコンセプトの変更に思えてしまう。

ヨン・ホゲにもう少し活躍シーンを与えて、もっと、彼の悩みに焦点を与えてもよかったのではと思う。あるいはヨン・ホゲとタムドクを入れ替えて主人公をヨン・ホゲにしてチュシンの王をき期待されながら偽者のチュシンの王であったことが分かる苦しみを描きそこから人間が自身の運命を決めていくのだと悟り。タムドクの天弓をヨン・ホゲが破壊するという役目を果たすとドラマチックな展開となったかなーと勝手に想像します。

ロケ地写真集

2006年10月と古いですが、記念として掲載。

国内城です。まだまだ工事中でした。

タクシーで50,000ウォンかけてこれくらいしか見れませんでした。

当時はプレハブが建っていてファンからの手紙などが所狭しと貼っていました。

いやー、熱気が伝わりますね。

太王四神記セット

プレハブの内部

プレハブ内部

コメント

  1. とん子 より:

    stanakaさんこんにちは!
    そうですね!ホゲを主役にしても面白かったのではないでしょうか?
    彼はドラマになるほどの材料はたくさん持ってますし。もし続編みたいなことやるんだったらホゲ目線の「太王四神記」をやるといいかもしれません。
    私としては起承転結の結がなかったので、チョロたちはどうなったのか?が分からず、なんだか中途半端な感じに思えました。
    戦闘シーンは迫力あってよかったし、音楽もよかったし、なんか残念です。

  2. stanaka より:

    とん子さん、こんばんは。
    >起承転結の結がなかった
    作り手としては余韻を残して受け手に色々な解釈が出きるようにしたつもりなのでしようが、あまりにも終わらせていないエピソードが多すぎますよね。
    これまでのドラマの作りからしたらちゃんと結末を明確に提示するのが筋だと思うのですが。中途半端な作りだと思います。

  3. Sayopee より:

    TBしました。よろしくお願いします。
    結局タムドクの選択後、タムドク、キハ、スジニ…..がどうなったのかさっぱりわからなくてすっきりしていません。
    想像に任せると言えばそうなのかもしれませんが、やはり物足りなさが残ります。
    とは言え、ペ・ヨンジュンssiファンの私としては、彼の姿をドラマで見られただけでかなり幸せでした(^_^)。
    この後21時からは、特別番組の完全版ですね。楽しみ、楽しみ。

  4. 「太王四神記」最終回「二千年の時を超えて」

    (2008/5/24記述) ついに完全版での最終回を迎えた「太王四神記」。実はいつもより放送時間が長いことを全くチェックしておらず、レコーダーへの録画がいったん切れてしまいました(T_T)。我が家のレコーダー、NHK-hiは番組表をちゃんと取得してくれなくて、いつも手入力だ..

  5. stanaka より:

    Sayopeeさん、こんばんは。
    やはり、不完全燃焼ですよね。日本のドラマだったらスペシャル・ドラマをやる布石かと疑ってしまう終わり方ですが韓国だと本気で終わっていますもんね。
    先ほどの特別番組でも撮影終了時に監督はまだ終わっていないと言っていたと語っていましたが、そらそうだろうとテレビにツッコミを入れていました。

  6. 猫型人間 より:

    stanakaさん、おはようございます。
    私も現在場面を確認しながら記事作成中ですがパソコンが本調子でないので、とりあえず多々気づいたことのコメントを先にさせていただきます。
    >天弓
    確かに多くの人を犠牲にしたということを考えれば、敵の火天会と大差ないと思ってしまいます。
    >ヨン・ホゲの報われない姿に自分のことを投影
    激しく同意!いくら血中男性ホルモン濃度が高い(@働きマン)とは言ってもれっきとした女子の私でさえ、ビジュアルetc個人的感情を抜きにしても1㍑の涙とハナミズで脱水症状になってしまうのではないかと思うほど完全にヨン・ホゲに感情移入していました:cry:
    いわんや、男性諸氏は尚更なのではないかと。
    ・・・。の後の()内部の追記には、少し気持ちが和ませていただきましたが:wink:
    ちょっと気になったのが、アジクがさらわれた時のタムドクの態度でした。
    いくら会ったばかりとはいえ、あからさまにわが子よりスジニのことばかりを気にかけている点がどうも…最終回にもなっているというのに、自分の立場に対する自覚がキョック大会の頃からほとんど進歩がないのでは?と。
    まあ:ase:個人的にはチェ・ミンスさん(大長老)&ムン・ソリさん(キハ)を:home:にいながらにして、しかも全国ネットの地上波チャンネルで観られたのと、ユン・テヨンさん(ヨン・ホゲ)が私の:hea1:をノックしたことだけでも充分満足ではありましたが:bashful:
    自分のブログの記事が出来上がり次第、改めてTBさせていただきますm(__)m。

  7. stanaka より:

    猫型人間さん、こんばんは。
    >場面を確認しながら記事作成中
    私は最近は横着して記憶だけに頼って書いています。面倒くさいのと、うちの奥さんがよーやるわという顔して私をじっと見るのであまりやらないようにしています。
    さて、ヨン・ホゲですがキハだけが女性ではないのにと思いつつ朱雀の守り主となるとレア度は高まるし良妻賢母タイプで王のパートナーとしては申し分なし、だから執着するのは仕方ないか。
    と、様々に思いが巡ります。
    私は特別番組で見せたムン・ソリさんの知的で可愛らしい人柄を知ったのが成果ですね。

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