奇皇后 第15回 「挑戦状」レビュー

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今回の奇皇后は小学生の恋と謀略で敵の力を削ぐでした・・・。もちろん、小学生の恋はタファンであり、謀略による敵の力を削ぐはワン・ユです。この恋敵となる二人の行動を比べると小学生と大人以上の差がありますよね。

タファンはこの後、格好いい行動は見れるのでしょうかね・・・。

奇皇后 韓国ドラマ・ガイド 第1巻 (講談社 Mook)
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タファンとワン・ユの恋の鞘当

タファンはスンニャンに恋することによりヨンチョル丞相と皇太后からのプレッシャーから逃れているんだろうなと感じてしまう。

それが、スンニャンの部屋に入り込んで、勝手に内装のリフォームを夢想してみたり、手拭きを見つけて匂いを嗅いだり、寝台に寝ころんでスンニャンと添い寝しているところを想像したりして変態パワーを遺憾なく発揮しているところを見ているとストレス解消しているんだろうなと思ってしまう。

ワン・ユを招いた皇太后の食事会では詩を詠む場面では、タファンは毎晩スンニャンが読んで聞かせてくれている詩を暗唱しようとして忘れてしまう。対するワン・ユは杜甫の「春望」をすらすらと諳んじて見せる。

国破れて山河在り
城春にして草木深し
時に感じては花にも涙を濺ぎ
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
烽火三月に連なり
家書萬金に抵る
白頭掻かけば更に短く
渾べて簪に勝えざらんと欲す

これはおそらく高麗の国の状態と己の心を表現したものでしょう。その中には元に対する当てこすりも含んでいるはず。

ワン・ユの圧倒的な勝利ですね。タナシルリがワン・ユに好意を持ってしまうはず。

そして、極めつけは皇帝特権でスンニャンの膝枕で耳掃除しているところにワン・ユを呼び出して見せつけるという子供じみた行動。まあ、あんた皇帝だから命ずればできるよねと冷たく云いたい行動。

そして、ワン・ユに蹴鞠勝負をしようと持ち掛けるタファン。自分の得意技に持ち込んでワン・ユに勝利しようというせこい考えがタファンらしい。

ワン・ユの謀略

ワン・ユはヨンチョル丞相を怒らせて側近を殺させてヨンチョルの力を削いでいく方針で謀略活動を開始する。

まずはヨンチョルの目に触れる上奏文に紛れ込ませて血書の存在を知っていることを知らしめることを狙う。

パン・シヌは宮中に協力してくれる者がいるから上奏文に紛れ込ませることは任せてくれとワン・ユにコミットする。

実はパン・シヌはスンニャンをあてにしていたのだ。

スンニャンは上奏文を運ぶ通り道に滑りやすくなるよう、通路を水拭きするようホンダンに頼む。期待通り上奏文を運んでいる最中に滑ってしまう役人。ちっちらかった上奏文を何食わぬ顔してすり替えるスンニャン。

ちゃんとヨンチョル丞相のもとにワン・ユの暴露文が届けられる。

さて、どのような結果を生むのか?

ところで、タファンに抱きついた心を病んだノ尚宮が登場しましたが、私の推理ではこのノ尚宮が先の皇帝の血書を隠し持っているというオチではないのかな・・・。

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