朱蒙(チュモン) 第73話

今回のチュモンは「権力闘争」

チュモンを観ていて、面白いなーと感じるのは建国の喜びと苦しみを描いているところ。そこにうまく主人公であるチュモンとヒロインであるソソノの一度はすれ違った縁を絡ませてドロドロした権力闘争を悲恋にしてしまっているのは見事。

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朱蒙〔チュモン〕第二章 後編

フジテレビ
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権力闘争

卒本とタムル軍との間で高句麗という国の王をどちらから出すかという形で権力闘争が勃発。漢を打ち破り、ヒョント城から追い出したという時期だからこそ、今まで外に向かって一致団結していたのが、外敵が当面いなくなり内部に向かった途端に寄り合い世帯であるという構造的欠陥が噴出してきた。

状況としては卒本側の方が深刻に感じているに違いない。暴力装置としてはタムル軍が圧倒的であるし、流民がどんどん流入していることによりチュモンを支持する民は圧倒的に多数派を占める(はず)。卒本はタムル軍に飲み込まれてしまい消滅する危機に直面していると、卒本の君長達は感じていても不思議ではない。

対するタムル軍は新参者であるし、経済は卒本に握られているが漢を破ったのはタムル軍であるという自負がある。つまり、タムル軍と卒本は衝突する運命にあった。

これを解決するにはタムル軍と卒本の両方が権力を持っており、しかも政治の方針としてはぶれない仕掛けが必要。つまりはチュモンとソソノが結婚すればよいとなる。政治的な要請で二人はやむなく結婚するという、非常にうまい話の展開。ただし、内部対立の芽は残したままの解決なので、二人のどちらかが死んだりとか後継者に譲る時点では再度、権力闘争が起こる可能性がある。

イェソヤとユリ

やっと卒本に戻れたイェソヤとユリ。しかし、イェソヤとユリの目の前で行われるチュモンとソソノの婚礼の儀式を見つめるイェソヤは切ないですね。族長の娘であったイェソヤにとってはチュモンとソソノの婚礼の政治的な意味は分かったことでしょう。だから、そっと身を引くことになるけど、息子であるユリはどう振る舞うことになるのかな。

ヨンポとテソ

ヨンポの卒本にいたことによる、敵に内通していたのではという嫌疑がテソによりかけられており心配した王妃は扶余からいなくなること勧める。お母さん思いのヨンポは王妃に従い扶余から出て行く。行き先は長安で、ファン大人を頼ろうという考え。この考えは的中しファン大人が遼東郡の太守に任命されるのについて行くことになる。

ヨンポはファン大人の威光をバックにテソに圧力をかけていくことになるのかな。ファン大人としてもヨンポの能力ではなく扶余の王子という肩書きに魅力を感じているはずで、その部分を徹底的に使うだろう。不確定要素はクムワ王の健康問題。クムワ王がいよいよ危なくなった時にテソおよびヤンソルランはどういう行動をとるのかがポイントになりそう。

73話で高句麗を建国して一つの区切りとなり、次回からは周辺国や勢力ーー特に扶余と遼東郡との絡みがメインになるのかな。そして、ユリがどのような存在となるかがサブテーマでしょうか。あと8話です。ここからはこまめにレビューしていきます。

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