「gacco」はNTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアが共同で推進しているウェブサービスです。名前から類推できるとおりeラーニング講座で主に大学教授陣による講義を無料で受けれるものです。
その「gacco」の体験プロジェクトに参加してきました。
イベントが始まるのを待っているブロガーの皆さん。
NTTナレッジ・スクウェアの安川氏よりgaccoの説明がありました。
gaccoって何?
↑驚いたのは講座の修了率が10-20%と極めて高いこと。魅力ある講座だということなんでしょうね。
iPS細胞からマンガ・アニメ・ゲーム論まで幅広く講座があります。半端ないです。実は私は日本中世の自由と平等を受講していました~
社会人のためのデータサイエンス入門
実際にオンライン講座を受講し、さらに裏話なども聞かせていただきました。
なんと、総務省統計局の方が講師を務める講座がありました。統計的な思考力によって課題解決していく力を身に付けるというもの。ビッグデータとか言われている流れの中で企画されたのでしょうね。
こちらは第1週に流される予定の動画です。人口問題について分析しているものです。日本とスウェーデンの女性の労働力人口比率を比べています。日本は水色のグラフになっています。一目で結婚、出産期にあたるところで日本の労働力は凹んでいることがわかります。これをM字カーブと呼ぶのだそうです。
スウェーデンではM字カーブはありません。日本がスウェーデン並になると労働力人口は534万人増やすことができます。人口そのものを増やすには数十年単位の期間が必要となりますが、結婚、出産期にあたる女性を働けるようにする環境作りをすれば増やせます。こちらの方が出産率をあげてそれから働ける年齢まで待つなんてことは不要で、もっと短期間で労働力人口を増やすことが可能になることが分析により導き出されます。
統計局の女性の方がカンペを見ずにきっちりと講義されていたそうです。また、登録人数からすると1~2番人気の講座だそうです。
その他に体験したのは、
- 慶應義塾大学環境情報学部准教授 田中 浩也氏による
「3Dプリンタとデジタルファブリケーション」 - 脳科学者 茂木健一郎氏による
「脳と創造性」
どちらも興味深くて見入ってしまいました。
みなさんもお好きな講座を受講してみませんか?
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