奇皇后第28回「大いなる企て」レビュー

今回の奇皇后はタナシルリ皇后への反撃開始でしたね。このままヤン(スンニャン)が何もしないでいると皇后による嫌がらせが何度も執拗に発生することとなりヤンが死なない限り終わらないということを悟ったため堪忍袋の緒が切れたというところでしょうか。

朝礼に遅刻してきたとして、飲まず食わずで内訓100冊を書き上げるよう皇后から命じられたヤン。心配して見に来たタファン皇帝に対して、内訓を読みあげたり、書いたり、タナシルリ皇后を退けたりできないのなら邪魔しないでと突き放すヤン。

男としては折角心配してやってきたのに邪険にされるなんてショックそのもの。まあ、これでタファンは文字の勉強を再開する動機付ができたということ。

毎日飲まされる帰脾湯をやめて欲しいと皇后に贈り物を持って直訴する側室たち。丞相の娘でおそらく贅沢な品物に囲まれて過ごしてきたタナシルリのこと、半端な贈り物では心動かない。タナシルリは逆切れする始末。

攻める相手をヨン尚宮に定めた側室たちは帰脾湯をすり替えるよう賄賂を贈る。喜んで受け取るヨン尚宮を見て成功したと思う側室に命をなくすようなことはするはずもないと指摘するヤン。

ヤンはタナシルリが側室に飲ませる帰脾湯に毒が混ざっていたという罠を仕掛ける。しかし、単純な罠ではなく、帰脾湯そのものには毒はない仕掛け。

それで倒れた側室が口にした柿をヤンは提供しているというややこしい仕掛け。つまり、ヤン自身が疑われるように第一の仕掛けはなっている。

そして、第二の仕掛けは次に帰脾湯を飲んだヤンが倒れるというもの。

つまり、「苦肉の計」を実施するというもの。さて、成功するのか???

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