太王四神記 第14話「難攻不落の城」ノーカット吹き替え版

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今回の太王四神記は「我が子のためなら、何でもする」

キハはヨン・ホゲ軍へ合流するのを取りやめて国内城に戻る。待ちぼうけを食らわされたヨン・ホゲは肩透かしを食らわされたようなもの。結果的にはタムドクの狙った時間稼ぎにもキハ本人はその気なくても加担したことになる。

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さて、キハが崖から身投げ未遂事件以降寝込んで、起きたら国内城へ舞い戻った理由というのが、天地神堂の実権を掌握すること。母親代わりの大神官に対して、マインドコントロールを施し、キハ自身へ大神官の座を譲ることと命を奪うという非情なことをしでかす。一体、キハにどのような心境の変化があって、このような天地神堂を強引な方法で奪うようなことをしたのか?キハは、身ごもった子どものために再び大地の母になるのだとしているのだが、今ひとつ不明確な論理の飛躍あり。

  1. キハは我が子と無理心中しようとしたが子供の力により阻止され、今後とも子供の命を奪うような行動はできないと悟る
  2. ならば、我が子を育てることが可能な環境作りを行うために
  3. 火天会の長老が我が子に手出しすることのない環境を整える
  4. タムドクには見捨てられたので、ヨン・ホゲを保護者と想定し、ホゲが王になれる環境を作る

と、キハの行動の意図を推理したのですが、3から4のステップに論理の飛躍がある。ヨン・ホゲに頼ると神器を全部集めることが出来て我が子を火天会の長老に差し出す必要はなくなるということなのか・・・・・。

一方の太王軍では絶奴(チョルロ)部族の長フッケとチュムチが関彌(クァンミ)城を独断専行で攻める暴挙に出ていた。タムドクはテジャ城で多くの部下と仲間を失ったことを悔いており死なせるわけにはいかないと救援にかけつけるのであった。タムドクの策士としての才能爆発の策により救出しようとする。

ヨン・ホゲの非道な仕打ちとタムドクの部下への想いを対比させるのはややヨン・ホゲには可哀想なつくり。キハの精神的に追い詰められ破れかぶれの暴挙に出て行くというのも、あざとすぎる演出のような気がする。そんな演出でもキハに反発を覚えるのではなく仕方ないものとして思わせ視聴者をぐっと引き込ませるような演技は立派。

地上波放送時のレビューは太王四神記 14話「難攻不落の城」でどうぞ。

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