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ライフネット生命保険が熱い!!

アジャイルメディア・ネットワークさんの「生命保険、保険料の秘密公開ブロガーミーティング」に参加しました。

ライフネット生命保険会社ロゴ 今回は生命保険のお話ということで、私の期待値としては自分にとっての最適な保険というのはどんな考え方で決めていくのかを知ることでした。ミーティングを終えての結論は期待値以上のものを得ることが出来ました。

さて、私が生命保険に加入したのは社会人になって3年たったときでした。当時は工場勤務で地方にいたのですが、寮をそろそろ出ろと言われて家を探さなくてはという状況でした。工場に出入りしていた保険のおばさんが地元で幅広い人脈を誇っていたので家を紹介してもらい、そのバータで生命保険に入りました。

普通は何かを購入するときには比較するものですが、生命保険に関してはどこの会社でも一緒だろうという安易な、しかし当時では間違いではない考えで義理人情の世界で加入したのでした。月々、1万円以上の支払いだったと記憶しています。

それから十年以上たって金銭的にピンチになったときに自分の支出で見直したのが生命保険でした。当時は独身だったので私が無一文で死んでも誰も困る人はいない、むしろ、病気になったとき困るのは自分だ・・・・ということで生命保険を解約して医療保険に入って支出を抑えました。さらに見直して現在は全労済にしています。現在は結婚しており中学になる娘が一人いる身です。この状態で今の保険で十分なんだろうかという疑問を持って今回のミーティングに参加しました。

生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと

生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと
出口 治明
ダイヤモンド社
¥ 1,500 (定価)
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単行本
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ライフネット生命保険の出口社長

ライフネット生命保険の出口社長からの説明。日本生命に30年勤めて55歳のときに肩たたきにあって生命保険とは無関係の子会社へ出向。そして、谷家衛(あすかアセットマネジメント)と出会い、ライフネット生命保険会社を設立。設立の想いは現状の生命保険会社が消費者に向いていない点に問題意識を持って正しいたいということ。10年後の目標はアジアで一番輝いている生命保険会社。

問題点としては、

サービスを定義する約款が契約締結後でないと渡されない

考えてみると変な話で、保険は形のないサービスを提供するものなので、その内容を記した約款は購入前にじっくりと読まなくてはいけないもの。当然、他社の約款も読まなくては自分に最適な保険を選ぶなんてことは出来ない。なのに、こんなことが日本の生命保険会社ではまかり通っている。それは護送船団方式とも言える各社横並びの商品提供にある。各社どこから買っても一緒なら比較検討なんて無駄。商品の力で競争するのではなく全国津々浦々に張り巡らした営業力に頼ることになる。約款を見たいというと営業員が参上していかに自社の保険はいいのかをとうとうとプダクトアウト的にしゃべって契約に持ち込むというスタイル。

営業力で勝負するので、営業は一社専属となり、複数の会社の商品を扱うところがないために比較情報が入ってこない、いやむしろ自社商品の情報を出し惜しみする=約款を契約後にしか渡さない。

不透明なコスト

保険は大きく分けて純保険料と付加保険料からのコストで構成されている。

  • 純保険料
    生命保険なので、単純に言うと加入している人が死亡したときに支払う保険金がこれ。つまり年間に加入者の何人が死亡するかでコストが決まってくる。この死亡率は社団法人 日本アクチュアリー会が出している標準生命表から各社算出している。つまり同じテーブルを使って死亡率を出しているのでコストはそれこそ各社横並び。
  • 付加保険料(=手数料)
    保険会社の運営経費。ここが各社によって違ってくるところなんだが、やはり横並び・・・。

たとえば30歳男性、期間10年、保険金額3,000万円、月払い口座振替扱いだとライフネット生命保険会社の算出だと

純保険料=32,028円に対して
付加保険料はライフネットの9,780円に対して一般的な生命保険では4万円台ととんでもないコスト差が出ている。つまり、生命保険料は半額にできるのである。いかに従来の生命保険会社が高コスト体質かがわかる。

確かにかつては会社のオフィスを生保レディがご機嫌伺いし飴を配り、占いと称して、さりげに生年月日を入手して占いを書いたビラを手渡したりする営業活動を見ているととんでもないコストを販売費にかけているなと思う。さらにあのテレビコマーシャルである。

さらには標準生命表にもよーーく読むと変なところがある。死亡保険と医療保険とで使う死亡率のテーブルが違うのである。死亡保険の方が死亡率が高くなっている。=純保険料は高くなる。実際の死亡率の差が保険会社の差益となってくる。

岩瀬副社長

そして、ハーバード経営大学院に留学中に谷家さんにくどかれ、出口社長と出会い生命保険会社の立ち上げをすることになった岩瀬副社長からの説明にはアメリカでは30歳男性、期間10年、保険金額3,000万円という内容では200ドルだという衝撃的な事実も飛び出す。これくらいだったら気軽に入れますよね。特にお金のない子育て真っ盛りの30代にとってはまさかのときを考えて生命保険に入ると思いますが家計の負担にならない。

また、生命保険を成果主義でアフィリエイトしようとしたら現行法では生命保険協会の「一般課程試験」に合格し、金融監督庁長官に登録申請をし、受理されて「生命保険募集人」となる必要があるので現状では資料請求したらとかで報酬支払う仕組みになっているところが大半とのこと。合格率は95%ということなので試験を受けてライフネット生命保険のアフリエイトをして同社を応援してみてもいいなと思ってしまった。

さらに、現行法では構成員契約規制というのがあり、生命保険を販売する会社が自社の従業員に売ってはいけないというもの。なぜ、こんな規制があるのか?建前は会社の経営から自分の会社が取り扱っている保険に加入しろと言う圧力販売をさせないためという。しかし、実態は企業が生命保険を取り扱い自社の従業員に販売すると生保レディーの販売先が減るからというのが裏理由。普通考えると企業は生保とは複数社取引があると思うので、その中の一社だけと代理店契約するとは考えられない。複数社と代理店契約すれば従業員に対してはその中から自分のライフプランにあった商品を選んでねということになるはずだし、今時圧力販売なんてやろうと思ってもできないでしょう。生命保険会社が生保レディーの販売先をなくさないためと一社専属で販売したいための仕組み。

生命保険会社の現状の仕組みを聞けば聞くほど、とんでもない利権と経済的な合理性を欠いた業界だというのがわかってくる。日本では年間の生命保険料は42兆円!アメリカは60兆円。人口からすると日本人はとんでもなく生命保険にコストを掛けている。年間42兆円から5%削減しただけでも約2兆円が生命保険の契約者に還元される話。毎年、定額給付金が出るのと一緒です。

そんな不合理な生命保険の業界に風穴を開けようとしているのがネットライフ生命保険。出口社長と岩瀬副社長のお話を聞いているとベンチャー経営者の話を聞いているようです。でも、狙っているのはニッチではなく直球ど真ん中の業界。ぜひ、応援していきたいと私まで熱くなりました。

2009-01-29(23:05:56) - イベント - stanaka - TrackBack(3 Trackbacks)

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【このアイテムへのコメント】

mahaloさん  2009-02-21 (20:14:13) IP:114.190.98.119

初めまして(◎´∀`)ノ
最近話題のライフネット生命・・・
どんな保険会社になるのか私も期待しています!

momoさん  2010-05-21 (12:09:47) IP:59.86.8.220

業界人間です:-(
あちこちのブログで言うほどそんなに熱くはないんですけど・・・

ちょっと素人向けにオーバートーク過ぎるものがあるように感じますね。:x:

実際に国内生保でも同条件で同等以下の保険料出す事出来ますし、現実に出してます。:-o

いわば、コンサルティングもせずニーズから離れた商品を勧める事が問題なのですね。

ただ、閉鎖的な業界に風穴を開けるという事では評価しています。(セミナーと称してオーバーな表現は慎まないと同じ穴の・・・)



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