太王四神記 公式 撮影日記

太王四神記 公式 撮影日記を読了。ヨン様ファンには最高の本です。

ただし、他の俳優さんのファンやこの人のあのシーンはどのような撮影プロセスだったんだろうと知りたかった人にはやや不満が残る部分もあるかも知れません。

第19話の「背中に告げた別れ」はイ・ジアさんの感極まった演技がとても良かったし、メイキングではかなり監督から感情を抑えてと言われつつ感情大爆発で結局やってしまったことが何も書かれていなくてヨン様のことしか書かれていない。ムン・ソリさんのキハについても分量的には記述はあるのですが、踏み込みが足りずキハの内面の葛藤をどのように演技していったのかが書かれていない。この著者は女性なので同性の女優にはあまり興味が無いのかと思ってしまった。

太王四神記 公式 撮影日記
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太王四神記 公式 撮影日記
チョン・ヒスク
講談社
¥ 1,500 (定価)
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なし (Amazonポイント)
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単行本
在庫あり。
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全体の印象

場面場面でロケ地を済州島を含めて韓国中を転々と移動しながら撮影しているのには驚きました。韓国外ではキルギスタンにもロケ敢行していますがヨン様が不参加ということで「太王四神記 公式 撮影日記」の著者も同行せず。したがって、キルギスタンでのロケの様子は書かれていません。”公式”を謳うのなら戦闘シーンを撮影したキルギスタンの様子が無いというのは片手落ち。インフラなど揃っていない国での撮影はかなりドタバタがあったと思うし、そのあたりがお話としては面白いと思うのだけど残念。

熟練俳優の素晴らしさ–火天会の長老役のチェ・ミンスさんは存在感が際立っており、共演している俳優達に演技指導までするそうでそのために撮影時間が長くなってしまうのでスタッフは先にチェ・ミンスさんの撮影を済ませたなんて書いてありました。ヨン・ガリョ役のパク・サンウォンさんも非常にベテランでチェ・ミンスさんとパク・サンウォンさん–ヨン・ガリョと火天会の長老の密談ってよくありましたよね–この二人の撮影はスタッフも安心して観れていたそうです。

そして、ヒョンゴ役のオ・グァンノクさんはアドリブがうまいそうです。

危険なアクションシーン

ヨン様が撮影中の事故で歩くのも大変な状態になったのはよく知られています。その他にもモンゴル人のエキストラが落馬で頭から落ちて病院に運ばれた記述がありますがその後どうなったのかの記述なし。チェ・ミンスさんもワイヤーの一本が切れてしまい落下してしまったとか。セットが火事になりかけたとか・・・・。アクションシーンではないのですが、子役でも深夜撮影するようで眠たい子役をなんとか演技させたなんてことが書かれています。

韓国のドラマ特に時代劇で馬や戦闘シーンがあるものは3K職場の典型になっているようですね。

興味を引いたポイント

  1. ヨン・ホゲの子役は当初キャスティングされていた子役とは別。例の母が自害するシーンでヨン・ホゲは悲しむのですが結構感情表現が大事なシーンでうまく演技ができなかったので当初の子役は降ろされたそうです。
  2. ヨン夫人役のキム・ソンギョンさんはミュージカル俳優というのは知りませんでした。みんなから恐れられているキム・ジョンハク監督にもイタズラする方でムードメーカーだったようです。あの存在感のある演技は印象的でしたね。
  3. フッケ(チャン・ハンソン)とタルグ(キム・ヒョク)はリアル世界でも父子。いやー、知りませんでした。子供の前で自分が仕事をしている姿を見せられるなんてうらやましいです。父親の後ろ姿を見て育てというやつですね。
  4. スジニの短い髪はかつら。私はうかつにも女らしくなったスジニがロングヘアーで出てくるのはロングヘアーのかつらをしているのだと勝手に思っていましたが、事実は逆だったんですね。
  5. 飲ミニケーションが大事。会食をしてみんなで飲んだ後は親近感ができて撮影がやりやすくなったと書いていましたが、ひんぱんに先輩俳優が会食など主催してわいわいやっているのが分かってうらやましい。
  6. 撮影を見学する日本人ファン。スタッフもひいひい言いながらたどり着き、トイレも自然の中で済ませるしかない環境なのに日本人ファン=年配のご婦人がいるというのはその行動力に脱帽。

コメント

  1. Sayopee より:

    御無沙汰しております。
    日本語吹き替え版の「太王四神記」は追っていなくて、「ファン・ジニ」に忙しい今日この頃です!?
    「撮影日記」、ヨンジュンさんファンにはたまらないのですか〜ちょっと気になります(。。
    「興味を引いたポイント」は私もへ〜と思いました。

  2. 猫型人間 より:

    stanakaさん、こんにちは。
    撮影日記ですが、私は冒頭のインタビュー部分に、それまでサイボーグのようだと思い込んでいた
    ペ・ヨンジュンさんの「先にプライベートの幸せを掴んだ奴に取って替わられてたまるか!」的な人間らしさを感じて
    (↑私がお世話になっている公共施設の職員さんは、昨年初夏の段階で既に宗旨替えしてしまっていますが)
    急に親近感や好感度が発生したきっかけになった本です。
    ご指摘の飲ミニケーション、オダギリジョーさんも映画「悲夢」撮影時に
    キム・ギドク監督との切り札としてご活用なさったようです(下記↓)
    http://www.iza.ne.jp/news/n
    チェ・ミンスさん、パク・サンウォンさん、オ・グァンノクさん達錚々たる熟練俳優の素晴らしさ、ストーリー上も
    現場でも後進の才能を育成しようとしていたであろう様子が感じられた映画「フラガール」と
    恐らくかなり近い雰囲気だったのでは?と私は思います。
    キルギスタンでのロケの様子は、確か公式メイキングブックの2か3にありました。
    語り手のプレゼン能力も関係していたのか、3K現場の典型エピソードだったのにも関わらず
    かなり面白かったことだけは印象に残っています。

  3. stanaka より:

    Sayopeeさん、おはようございます。
    日記は完璧にヨン様視点です。なので、ヨン様のことを中心に知りたいという人には満足なのではないでしょうか。
    猫型人間さん、おはようございます。
    公式メイキングブックは機会があれば読みたいですねー。苦労して何かを成し遂げたというプロジェクトX的な話は好きなので。
    >先にプライベートの幸せを掴んだ奴
    このあたりはどうなんでしょう。もう一度読み直そうかしらん?ヨン様って自分の選択でストイックな雰囲気を自分に与えていると思うので、意識的に簡単には結婚しないのではないのかな?

  4. msk より:

    こんにちは。私は自分ではブログなどやっていないのに長文書き込みしてすみません。
    どなたかが「インタビューが良い」と書いていたので、この本を立ち読みで読んだのですが、冒頭のべヨンジュンさんの写真も良かったと思いました(本当はあまり長髪でなく眼鏡なしのヨンジュンさんのほうが好きなのですが)。
    インタビューしか読んでいないので、ホゲの子役(というには青年ですが)がかわったというエピソードは知りませんでした。有難うございます。ホゲの青年役の俳優さんはあまりに好青年すぎて、その後の豹変ぶりに違和感がある気がしてしまいます。ユンテヨンさんもとても良いので、二人がつながらないというか…でもそこが少し納得いきました。
    猫型人間さんが書いていらっしゃるところは私も気付かなかったので、また立ち読みしてみようと思います。

  5. stanaka より:

    mskさん、こんばんは。
    長文大歓迎ですので気にせずにどんどんとお願いします。
    >本当はあまり長髪でなく眼鏡なしのヨンジュンさんのほうが好きなのですが
    私はメガネのほうがぺ・ヨンジュンさん似合っているかなと思うのですが冬ソナの影響でしょうか?
    >その後の豹変ぶりに違和感
    確かにとても気立ての良い子が憎しみパワー全開ですものね。ホゲの中で母親の存在は大きかったということなんでしょうね。

  6. 猫型人間 より:

    stanakaさん、こんにちは。
    >プロジェクトX的な話
    私の個人的なお勧めはVol.3のオフショット写真です。
    撮影の合間に、ホームレス状態で寝ていたスタッフ達の姿がツボでした。
    プライベートの幸せ発言は「直接刀を交えた相手の名前が全く登場しないのは、ペ・ヨンジュンさんの
    性格から考えると不自然=昨年6月に来日した時、3年以内に結婚したいと言っていた+2年間で
    3回も後輩達の結婚式に出たから?」と思った他に、私自身が最近かなり焦りを感じているからかもしれません(恥)
    あまり深く考えず、気軽にスルーして下さい。
    眼鏡のあるなしは、初見の作品が何だったのかが大きく影響しているのでは?と思います。
    ホゲの豹変、私は憎しみパワー全開の場面よりタルビの嘆きを目の前にして過去を思い出していた様子に
    「冷静な判断や躊躇逡巡が働いているはずなのに、どうしてこんな答えを導き出してしまったのー!」と
    理由はわかりつつも、とても心が痛かったです。

  7. stanaka より:

    猫型人間さん、こんばんは。
    >タルビの嘆きを目の前にして過去を思い出していた様子
    憎しみが全てを変えてしまうということなのか、天の配剤なのか。転がり出した事態は既に本人の手からコントロールが離れてしまっているということかな・・・。

  8. 猫型人間 より:

    stanakaさん、こんにちは。
    stanakaさんがご指摘の2つの可能性ですが、先日放送の19話を見る限り私は後者の
    「天の配剤であり、転がり出した事態は既に本人の手からコントロールが離れてしまっている」
    方ではないかと感じます。
    企業破綻や戦争も、古代から現代に至るまで全てはこのような
    「転がり出した事態が、発端となった本人の手からコントロールが離れて止められなくなる」
    所から最悪の事態にまで至ってしまうのでは?と思いました。

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