今回の太王四神記は「天に唾する」
ヨン・ガリョが自害する前に独り言で呟いた”天が全て決めるなら人は何をすればいい”という言葉には天への恨みが激しく込められていました。運命論に組しない己の生き方は自分で決めるという決意表明であり、大自然の猛威の前には無力な人であるという諦めも混じったシーン。ヨン・ガリョが自害したことから後者の気持ちの方が大きかったように思える。
1週間編集部
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強面のタムドク
契丹族を高句麗の味方に引き入れ高句麗周辺を安定化させる政略をとっているタムドク。その会談に出席可能な人数は高句麗が7人に対して契丹族は12人。それでも出席を快諾するタムドク。交渉のプロセスは拘らず柔軟。しかし、要求は高句麗の弟になれ、ホゲ軍には手を出すなと原則を曲げない。
その上、高句麗の一部の軍にしかすぎないホゲ軍で契丹族はフルボッコされているままなのに、タムドクが王として全軍を率いたら契丹族はどうなるか分かる?!なんてブラフをさらりとかますあたり外交交渉もしたたか。どこかの国の朦朧大臣とは大違い。
暴走するホゲ
後方支援してくれている父親のヨン・ガリョは自害。想いを寄せているキハにはタムドクとの子供の父親になってと言われてしまう。更に配下の兵士はタムドクの謀略戦により浮き足立って脱走兵が続出し四面楚歌の状態にあるホゲ。
これで冷静に対処できるのはそれこそ神様。ヨン・ホゲがキレまくるのもやむを得ないが、とばっちり受ける将軍や兵士はいい迷惑。更に契丹族と太王軍が連携して現れるとヨン・ホゲとしてはやぶれかぶれになるしかない。
運命の出会い
ホゲ軍を追い出されたキハは産気づく。そこに、一度は死のうとしたスジニが出会う。キハの出産時期に合わせるかのように登場した火天会の手の者たち。このシチュエーションも天の配剤??
後半の山場ですねー。
コメント
stanakaさん、こんにちは。
>会談に出席可能な人数
「人数は指定されていても、誰を連れて行くかは自由」
一休とんち話のような知恵ですね。
ホゲ軍を追い出された時のサリャンですが、産気づいたキハを守りつつも
ヨン・ホゲに対して同じ女性に愛を捧げている男性としての目線を向けていたような
気配を感じたのは私だけでしょうか(^^;)?