イ・サン 第23回「王妃の陰謀」

今回のイ・サンは「民を慈しむこと」

慈しむことという言葉はやや上から目線が入っているので、現代で同じように言うなら「国民のために働くこと」ということでしょうか?

英祖が

  1. 悪徳な専売商人と言えども民である。
  2. 親が子供を育てるように長所は伸ばし短所は改めさせるべき。
  3. イ・サンがやったことは改革に名を借りて専売商人の長所も葬り去ることだった。
  4. イ・サンは改革を唱えただけで影響が少なくなるような準備を一切していなかった。

と、イ・サンへ教え諭しています。専売商人は暴利をむさぼっているということで、懲罰的に権利を取り上げてしまうのは稚拙なやりかたであり、専売商人が社会の仕組の中で担っている機能を完全否定するやり方はよくないということを英祖はイ・サンにわからせようとした。

ここの考え方は微妙な感じだなーと私は思う。専売商人が社会に対して何らかの貢献しているのであれば英祖の言葉は成立するけど、害としかなっていないのなら問答無用で懲罰してよいと思う。ちゃんとその人が社会に貢献しているかどうかを判定して見極めが必要かと思う。

民主党が官僚は悪だ的な扱いをしてしまったけど考え方は一緒だと思う。長所は伸ばし短所は改めさせるようにして使えばいいところをイ・サン的な急進的おまごこと改革をしてしまったから、みんなどつぼに嵌まっている。

イ・サン 第1巻―韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) (ムック)
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ホン・グギョンの戦い

チョン・フギョムの策略にハメられて辞職せざるを得なくなったホン・グギョン。

これはホン・グギョンが甘かったと言わざるを得ない。今回のように専売商人から利権を取り上げ、さらに重臣の利権も消滅させようとした時にどのようなリスクが発生するかを全て洗い出せていなかったのが敗因。

そのあたりはホン・グギョンも十分にわかっているようで、辞職後は臥薪嘗胆の思いで肥を担いでいる。

ソンヨンの戦い

画員とともに講義を受けられる事になったソンヨン。男性画員から嫌がらせを受けるが、負けじと同僚の茶母たちに絵の描き方を教えている。

イ・サンの戦い

摂政の任を解かれたイ・サンは失意の日々を書庫で暮らしていた。宮中の人々はイ・サンはやる気をなくしており後継者としての立場を失うのも時間の問題と思われるほどであった。

そんなイ・サンを元気づけたのはソンヨンがテスを介して届けた茶母たちが描いた絵。イ・サンの改革が無駄ではなかった証。

元気づけられたイ・サンはお忍びで市場へ出掛け、そこで闇商人が専売商人から改革前と同様に苦しめられている姿を見せつけられる。

そこへ謎の老人が現れる。その老人はイ・サンに対して死が迫っていると予言する。

貞純王妃の戦い

イ・サンをまんまと摂政の地位から追い出すことに成功した貞純王妃。次の狙いは後継者の地位を奪うこと。

貞純王妃は兄のキム・ギジュを平壌から呼び寄せる。キム・ギジュはイ・サンの弟の恩彦君と恩全君を伴ない貞純王妃に会う。貞純王妃はイ・サンの後釜に二人の王子のどちらかを据えて、操り人形にして実質の権力を持つつもり。

貞純王妃の計画は次の二点にリスクがある。

  1. 貞純王妃の兄のキム・ギジュはキャラ的に直球勝負するタイプ。だからカッとなってホン・グギョンを殴ったり無思慮に二人の王子を貞純王妃に合わせたりしている。あまり考えもせずに策略を練るタイプとみた。
  2. 貞純王妃の計画をファワンには伝えていないことによる内部分裂の芽。

イ・サンと老論派にそれぞれ新たな動きがあり今後の展開が楽しみです。

コメント

  1. とん子 より:

    おはようございます~~~☆☆
    王は政とは善悪だけでは通じない。たとえ悪でも受け入れる必要もあるってことを言いたかったんじゃないでしょうか?
    私達からすれば王の言葉はイライラすると思うけど、政治というのはそんな甘いもんじゃないから。
    確かに、グギョンもサンも改革を急ぎすぎた感じはありましたね。結局失敗して、おままごとで終ってしまった。
    貞純とファアンはサンを倒すことでは一致しても全部が全部一致してるわけじゃないんですね。
    全権を掌握しようとしてる王妃は気に入らないだろうし、フギョムは自分が王になりたいだろうし。
    この亀裂も今後どういう感じになるか楽しみですね。
    それとバカ兄貴!!こいつは何か大きな失敗をしそう・・・こいつの情けない姿をじ~~くりと見届けたいと思います(笑)

  2. 「イ・サン」第23回「王妃の陰謀」

    おっと、王妃が暴走か?勝手に仲間割れするならサンにとってはありがたい話ですが、今後の展開は?

  3. セソン様~ より:

    >stanka様、とん子様
    私もキム・ギジュは老論派の獅子身中の虫になるんじゃないかと思いました。
    登場時からの粗野な口ぶり、あのルックス、そして皇后のところにセソン様の兄弟を連れて行く無神経ぶり。
    やらかしてくれそうです。あのあたりから不協和音が生じるんでしょうね。皇后も万事ぬかりないようにみえて、やっぱり身内には甘いというか目がくらんじゃうというか。ホッとしました。
    それとホン・グギョンは転んでもただでは起きない男と期待しています。頑張れセソン様、ホン・グギョン。

  4. stanaka より:

    とん子さん、セソン様~さん
    やっぱり、キム・ギジュを見てみなさん感じるところは一緒ですね。わかりやすい演出とビジュアルですもんね。
    貞純王妃は(当然するであろう)キム・ギジュの失敗にどんな応対をするかを見たいですね。

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