イ・サン 第33話「初めての異国」

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今回のイ・サンは「危うし!ソンヨン」

あなたにとって、初めての異国はどこですか?

私は香港でした。飛行機から降りたったときに漢方の匂いがしてきたのを今でも思い出します。掃除という言葉が辞書にないような裏通りの様子やレストランで箸をウーロン茶で洗う地元の人を見て衛生状態を心配したりと新鮮な驚きが満載でした。

チョビとソンヨンが清国の市場できゃーきゃー言いながら観光しているのを見て海外旅行したくなってしまいました。

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今回の回は今後のストーリー展開のための伏線がいっぱい出てきました。伏線を出すための回と言っていいでしょう。

英祖の頭の中のケシゴム

普段はしゃきっとしている英祖がうたた寝して起きても切れ味にかける対応していると思ったら、出入り禁止にしたチョンスン(貞純)王妃の元へ出張って親しく話をしたかと思うと、それを良いことに英祖の元へ押しかけたチョンスン(貞純)王妃を追い返したりと変な反応している。これは認知症に英祖はなってしまったということなのでしょうか。

ちょうどイ・サンが行幸でいない状況であり、チョンスン(貞純)王妃がこの状況を利用して悪さをしかけないか心配。

ソンヨンの留学問題

清の芸府司にソンヨンが尋ねていくと相手の役人は通訳官に女はダメだ伝える。通訳官はこの言葉をソンヨンに通訳せずに口を濁してしまう。通訳官から聞いたホン・ボンハンは芸府司が受け入れないと言われても連れ帰る訳にはいかないとつぶやく。ソンヨン危うし。清に置き去りにされてしまうのか?

そして、チョン・フギョムが困ったことがあったら尋ねてくるようにとソンヨンに言っていたが、ソンヨンが清で窮地に陥ったときにチョン・フギョムを頼るのかどうかが今後の見どころですね。

謎の武闘家との出会い

温陽への行幸先でテスとソ・ジャンボを叩きのめした武闘家と出会うイ・サン。再度のソ・ジャンボとの対戦で負けたらイ・サンは土下座すると約束したけど明らかにソ・ジャンボ負けている。イ・サンは謎の武闘家に土下座することになるのか?

この謎の武闘家はイ・サン 第2巻—韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) (ムック)によれば、実際に正祖時代に活躍した朝鮮王朝一の武士ペク・トンスだそうです。武芸書を編纂するそうな。強力な仲間をイ・サンはゲットできるのか?

ヒョイとソンヨン

イ・サンがソンヨンのことを異国の地で頑張っているソンヨンのことを思うと自分も頑張らなくてはいけないと思うと言うとヒョイは自分はイ・サンのために何もできていないと嘆いて見せる。そんなヒョイを見て慌ててそんなことはないと打ち消すイ・サン。イ・サンは優しいので、そんなことはないと言ったのだけど、多分、「そんなことはない」という言葉がさらにヒョイを傷つけているのだと思う。

ヒョイは自分の存在理由をイ・サンの中で探しているのだろうけど、いくらイ・サンの中を探してもみつからないだろう。当時の王妃の最大の役目は跡継ぎを産むこと。史実では跡継ぎを産めなかったとあるので、そんなこともヒョイが存在理由を求めて苦しむ理由なんでしょうね。

ソンヨンのように画員になるという目的と仕事があれば、イ・サンのように理想を求める男性からすると頼もしいパートナーに見えてしまうのでしょう。ヒョイからすると強力過ぎるライバルですよね。

これらの伏線からどのように次回以降展開するのか楽しみです。

コメント

  1. セソン様~ より:

    stanaka様のおっしゃるとおり、英祖の縞状というか何というか、一時ボケが気になりますねぇ。あの一時ボケ状態に乗じて王妃が復権を図る一筆ぐらい書かせて、王命だ!ってな感じで黒幕に復帰しそうな気がしています。おそらく、英祖の先が長くないことも悟っているでしょう。王妃の暗躍にワクワクしています。でも老論派に対する復讐だけにしておいてね~。
    ソ・ジャンボは旗色悪かったですよね。私もセソン様が土下座するのかドキドキしていたら、時間が来てしまいました。土下座をして身分を明かして、彼らを感心させるのか、セソン様自身が再戦をして勝っちゃうのか、相手の実力を認めて賭の内容をうやむやにしちゃうのか、どうするのか見物です。私的にはセソン様に土下座はして欲しくないですけど、よく考えたら王様の前ではいつも土下座のような格好しているから別にいいか、とも思うようになってきました(笑)。
    韓国でも土下座って特別な意味があるんだな~、と妙に感心をしたところでもありました。

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