イ・サン 第35回「異変の幕開け」

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今回のイ・サンは「猛獣使い、チョンスン(貞純)王妃」

猛獣に接するように、そして、赤ん坊に接するように英祖に対応するチョンスン(貞純)王妃。対してファワンはいつもの娘としての甘えたれた態度で接して大火傷。やはり、チョンスン(貞純)王妃とファワンを比較すると実力の差は歴然。人に対する接しかたの巧拙が如実に出ていました。ファワンは認知症であることを知らないことを割り引いてみても空気を読めないのは所詮はお嬢様育ちということかな。

イ・サン 第2巻—韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) (ムック)4144071626

空気を読むチョンスン(貞純)王妃

宮中で唯一、英祖が認知症であることに気づいているチョンスン(貞純)王妃。この情報をどのように利用するのかと思って見ていたら、英祖の容態を探って、認知症の症状が激しくなった時点で英祖の元へ赴き猛獣使いの技を見せる。

英祖をうまく操縦して、まんまとキム・ギジュを流刑地から呼び戻す通達をださせることに成功する。キム・ギジュを見て驚くチョン・フギョムと英祖にどなられてしょんぼりするファワン母子を見るにつけ最初のころのできる大物という印象から小物になりつつあるキャラクター・イメージに違和感を覚える。今後、リカバリーすることはあるのでしょうか?

ソンヨン、漢城を尋ねて三千里

イ・サンは心配になってソンヨンの様子を知るためにテスを清に派遣する。テスは現地で政変があって新しい芸府司の長官がソンヨンを追い出したことを知る。

テスの報告でイ・サンが愕然となり、ヒョイが責任を感じるのはありだと思うのだけど、ヘビンまでもが心配するのは意外。これで厄介払いが完全にできてうれしいと思ったりしないんですね・・・・。

それで行方不明となってしまったソンヨンは結局は漢城目指して歩く一人旅。ガイドブック第2巻によれば燕京(北京)から漢城(ソウル)までの距離は約1400kmだそうで、女性が一人で旅するのは過酷な道のりです。

例えば1日に30km歩くとしたら約47日かかることになります。そこをソンヨンは無一文で歩いた訳ですからボロボロになるのは当然ですよね。

自分の気持ちに気づいたか?イ・サン

ボロボロになって行き倒れてしまったソンヨン。息も絶え絶えとなっていてヤバいかもしれない状況。そんなソンヨンを見たイ・サンはソンヨンを抱きしめてしまう。

茶母と世孫という身分差からすると普通はあり得ないシーンですけど苦労を共にした幼なじみで気づいていないけど好きだったという前提からするとあり得る話になってしまう。さて、これを契機にイ・サンとソンヨンはぐっと距離を縮めることになるのかな?予告編ではヘビンがまたもや「あの女はイ・サンに傷をつける女」と決めつけているし、ヒョイは「イ・サンの心の中にいる人」なんて言っているからそういう展開になるのでしょうね。

コメント

  1. セソン様~ より:

    王妃の陰謀には期待していましたが、キムギジュがらみとは驚きました!どこまで信頼してるんだ~。
    ソンヨンはやっぱり歩き続けたということなんですね。あの憔悴具合からそういうことかな、とも思っていたのですが、さすがに無理がありすぎるだろうと思っていて、母を訪ねて三千里みたいな感じだったのかな、とか想像していました。

  2. stanaka より:

    やはり信用で切るのは血縁関係というところでしょうか?王妃はキム・ギジュを使って今度は何をさせるつもりなのでしょうね。
    若い女の子が当時一月以上も誰からも襲われずに旅ができるというのは無理があると思います。なので、さらりと流して途中のシーンはなしだったのでしょうかね。

  3. とん子 より:

    こんにちは~~~☆☆
    王が認知症だと気付いた王妃とまだ知らないファアン。これが明暗を分けましたね。
    王を上手~~くおだてて操縦していく王妃はそうとうな玉だな~~て見てました(笑)
    1400KMをたった一人で歩いてくるんだもん。しかも無一文でしょ?
    そりゃあぶっ倒れるのは当然ですね。

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