イ・サン 第41話「無謀な戦い」

今回のイ・サンは「命がけで守る人と死んでからも守る人」by テス

老論派に牛耳られている軍が宮中に押し寄せてくれば、ほぼ確実に死んでしまうことになるテスがソンヨンに死ぬ前に告白しようかと迷うシーンは切なかったですね。

ソンヨンがイ・サンに心を寄せていることも分かっていながら死ぬ前に自分の気持ちを伝えたいというのは痛いほど気持ちが分かる。

こういう武力衝突の事態になるとソンヨンの活躍の場がなくなり、テスに着替えを持っていったりイ・サンの身を案じたりするだけとなりもどかしい。

今回の物語は二段階のステップとなっている。

イ・サン 第2巻—韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) (ムック) 4144071626

禁衛営(クミヨン)と親衛隊

禁衛営(クミヨン)の大将がすでに老論派の手により亡き者になっていると推測したイ・サンは親衛隊の隊長を説得する。説得の根拠は英祖がサドセジャ(思悼世子)の墓に行ったとき同行したのが親衛隊長であり英祖の譲位の気持ちを知っていること。

イ・サンは禁衛営(クミヨン)に対抗するために親衛隊をイ・サンの陣営に引きずり込むという説得工作をしたわけだ。この説得が功を奏して、東宮殿に禁衛営(クミヨン)が攻め入ったときに親衛隊が助けに入り逆転勝利する。

老論派の軍隊と平安道の支援軍

勝利はしたものの、老論派が牛耳る軍隊は2万名。宮中に立てこもる親衛隊と護衛隊あわせて800名。攻め入れられるとこの兵力差では負け戦になるのは見えている。宮中から脱出する貞純(チョンスン)王妃らを捕らえていればここまで追い詰められなかったのにと思ってしまうがそこはドラマの都合。

イ・サンは平安道の支援軍を呼び寄せるために伝令を送り出すことに成功する。しかし、都に到着するのは4日間後。待つ内に親衛隊の幹部二人が寝返る。その知らせを聞いた貞純(チョンスン)王妃はここぞとばかりに逆襲に転じる。軍を待たずに寝返った親衛隊を伴い宮殿を急襲する。隙をつかれた格好となった親衛隊と護衛隊。もろくも崩れ去り退却するのみ。

貞純(チョンスン)王妃が満面の笑みを浮かべながら大殿に辿り着いた時に戸があきイ・サンがあらわれる。そして、その背後には英祖が姿を見せる。貞純(チョンスン)王妃たちを怒鳴りつける英祖。英祖が回復してしまったために大義名分を失った貞純(チョンスン)王妃は立ち尽くすのみ。

二番目の危機にイ・サンの知恵と頑張りではなく英祖というジョーカーを使ったのは首をひねってしまいます。英祖が出てきたらオールマイテイで何でもありとなってしまうのでお話としてはつまらなくなる可能性がある。次回、以降の展開に注目。

コメント

  1. セソン様~ より:

    >イ・サンの知恵と頑張りではなく英祖というジョーカーを使ったのは首をひねってしまいます。英祖が出てきたらオールマイテイで何でもありとなってしまうのでお話としてはつまらなくなる可能性がある。
    私も、王様で解決するのは安易だよな~、と思いました。でもよく考えてみると、英祖はセジャにかわってセソン様を守るという意地を持ってるので、王様が助けないと英祖の執念が描けないですよね。英祖の崩御をドラマチックにするためには。
    それに水戸黄門みたいな話もキライではないので、スカッとすると言えばスカッとする展開ですから王様が出てきた方がいいのかも、と思うようになりました。そういえば、後半チャングムでも王様や皇后がチャングムの窮地を救うシーンもありましたから、韓国人も意外に水戸黄門や暴れん坊将軍、遠山の金さんみたいな話が好きなのかもしれませんね。

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