今回のイ・サンは「この国は王ではなく官僚が動かしてきた」
「宮中の財政問題を民に押しつけるのか?」というイ・サンの言葉を日本の政治家と官僚達に贈りたい。空席を埋める人材には困らないというイ・サンの言葉をうらやましく思ってしまう。この国には政治屋はいても政治家はいないという言葉がいまさらながら思い浮かべてしまう。
下の写真はイ・サンがホン・グギョンにも黙って作り上げた王室図書館–昌徳宮の奎章閣です。
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昇進する人たち
今回の一番の出世頭はホン・グギョン。自らが立案・企画した王を警護する組織である宿衛所の長に就任し、さらに位を正三品にすすめ都承旨も兼務するというもの。王の命令を発行する文官と武力までも手に入れるというかなりの権力を有することになりました。いまだ、宮中はイ・サンに敵対する老論派が多数を占めているためイ・サンの味方していれば出世は早いことになる–>そうするとおべっかつかってすり寄る輩も多いと思うのだけどそうはならないのは短命な政権と思っているのかな?
さらに、ヘビンにあいさつする時にちゃっかりと妹まで同行させてアピールしているのはさすが。
図画署ではタク・チスとイ・チョンが即位の時の仕事を評価され従八位となり画史となる。なら、一緒に仕事したソンヨンはというと前例がないということでお預け。
宿衛所の設立に蚊帳の外であったソ・ジャンボ、カン・ソッキ、テスに宿衛所の幹部になる辞令が出る。位も従五品という大出世。疑問なのはイ・サンが以前、そのうちわかるからとテスに言ったのはこのこと?でも、宿衛所の立案はホン・グギョンが勝手にやっていたことなのに矛盾する。また、ホン・グギョンが最初に考えていた体制の幹部にはソ・ジャンボ、カン・ソッキ、テス達が入っていたのかしらと意地悪く考えてしまう。
結婚するって本当ですか?
マクソンとパク・タルホの結婚はちょっとサプライズ。二人が一緒になると言うことはテスとソンヨンのことがクローズアップされることになるけど、テスはソンヨンに告白することができない。このとき無理矢理告白して一緒になろうと言って結ばれたりすると、このあとのお話の展開ができなくなるしね・・・。
ヒョイ王妃は世継ぎを得るためにソンヨンを側室にと動くが茶母という身分によりヘビンの猛反対と別の女性を側室にという動きを作ってしまうトリガーになってしまう。
老論派との対決再び
南人派の役人が会議から排除されていることを知ったイ・サンはその会議に乗り込み問いただす。さらに、奎章閣の責任者と要職に両班の庶子を登用するが老論派の猛反対に会う。老論派から「国政の独占」と指摘を受けたイ・サンが「今でもほとんどの要職を老論派が占めている。独占しているのはどちらだ」と切り返す。全面対決の様相を示してきています。さあ、どうなる?
コメント
これから正祖という王様が、韓国で最も愛されてる王様というエピソードがたくさん出てくるんでしょうね。楽しみです。
人事では、後は、行幸の時に出会った武術の達人と口が立つ友人がどうからんでくるかが楽しみです。
>宿衛所の立案はホン・グギョンが勝手にやっていたことなのに矛盾する。
身分の別なくどんどん出世できる仕組みをセソン様(王様になってもセソン様の方が呼びやすいです)がプレゼントするのではないかと考えています。
まずは分かりやすい武官から、実力主義でってことなのかなとか。
「イ・サン」第48回「改革の始まり」
完全版も頑張って見ていますが、サンがソンヨンを呼ぶ「ソンヨナー」。しびれますね~。 吹き替え版は王になったサンが世の中を変えていこうとしますが、老論派の抵抗は激しい、というお話。
TBしましたのでよろしくお願いします。
世孫がどのように改革していくのか楽しみです。
完全版と比べると、変わったな〜と思うけど、毎週吹き替え版1話、完全版2話を見るのはハードです(^_^;)。
セソン様~さん
イ・サンの改革、今の日本の現状と比べつつ見ていきたいと思います。身分の別なく出世というのは既存の特権階級からすると潰さなくてはいけない改革なので激しい抵抗にあうでしょうね。
Sayopeeさん
毎週3話とぃうのはハードですよね。どのあたりがカットされているのかな?