カラフル

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第135回直木賞の受賞作家・森絵都の小説『カラフル』をアニメ化。
監督: 原恵一. 声の出演: 冨澤風斗, 宮崎あおい, 南明奈

家族3人で見ました。2週間前に見ていたのだけどレビューが今頃になってやっています。中学3年生の娘も含めてみんな面白かったという感想を持っているのですが、これって大人のためのアニメなのではと思ってしまいます。というのは、

  1. 砧(きぬた)線の跡をたどる場面なんて郷愁そのもの。
  2. 真(まこと)と早乙女が仲良くなって買い食いしたり、一緒の学校へ行こうと誓い合ったりするシーンて今を、中学生ではなくて過去、中学生だった大人に受けてしまうシーンだ。

扱っているテーマも人と人とのコミュニケーション、絆というものを扱っていて、切り口としては不倫、家族の不和、援助交際、いじめといった重い内容。

砧(きぬた)線の跡をたどる場面については、そういえば、同じようなことを私も中学生のときに同級生とやったよなと懐かしさが胸にこみ上げてくるシーン。

友人との係わり合いから避けていた家族との係わり合いを持ったときに真(まこと)が自分自身を取り戻した瞬間なんでしょうね。

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