イ・サン 第64回「権力の光と影」

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今回のイ・サンは「孤独な二人の行く末」

孤独な二人とは宮中に入ったものの姑の恵慶宮(ヘギョングン)から認められていないソンヨンと独断的な権力の使い方に部下のテスらから命令を疑問視されだしたホン・グギョンのこと。ソンヨンは改善の兆しがあるがホン・グギョンは右肩下がりの状態。

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ホン・グギョンの右肩下がりの状況はウォンビンの想像妊娠からはじまるわけだが、人間、悪いサイクルに入るともがけばもがくほど更に悪くなっていくという見本を示したようなエピソードに今回はなっていました。どんなにきれる策士であっても当事者となってしまいテンパってしまうと我をなくしてしまい悪い判断を続けてしまうもの。そんなときは第三者としてのクールな意見を言ってくれる仲間、同僚、友がいると多少なりとも軌道変更できるのだけどホン・グギョンの場合は彼の上を行く策士である貞純(チョンスン)大妃(テビ)くらいであり、部下であるテスたちの意見は聞く耳を持っていない。孤独にますますなっていくばかりである。

上に立つ人がいかに回りの意見を吸い上げることができるかが重要なことを示していますね。

ソンヨン、仲間と会う

孝懿(ヒョイ)王妃の配慮でソンヨンの世話をするスバル尚宮となったチョビと再会することができ、宮中での孤独が多少解消されることに。さらに、図画署の仲間たちが宮中に来ていたので自室に呼んでティーパーティー。仕事せずにおしゃべりばかりで時間をつぶして大丈夫なのだろうかと変な心配してしまいました。そんな談笑のシーンを認める孝懿(ヒョイ)王妃。孝懿(ヒョイ)王妃のソンヨンへの接し方とホン・グギョンへの毅然とした態度に私の好感度はうなぎ上りにアップです。

ホン・グギョン、部下の信任と王の信任を失う

イ・サンの信頼を取り戻すためにホン・グギョンはイ・サン狙撃事件の真の犯人と勝手に思い込んでいる専売商人を拘束し、拷問させ自白を強要する。強引な捜査方法と過酷な拷問でテスたちのホン・グギョンへの信頼が揺らぎ出す。しかも、拘束した専売商人って、イ・サンが巡察で会う予定の商人たち。だから、イ・サンが会談の場所に出かけても誰も待っていないのは当たり前。誰もいない原因を作ったホン・グギョンにイ・サンはなぜ、誰もいないのかの調査を命じるが・・・答えは出せないよね。イ・サンに答えを持ってきたのはチャン・テウ。会談する商人たちは全員拘束され拷問されていることをイ・サンに告げる。

イ・サンは本件からホン・グギョンを外しチェ・ジェゴンに専売商人との交渉をまとめさせる。六矣廛(ユギジョン)を保護するというイ・サンの表情からしてかなりの朝廷側の譲歩により事を収めることとなった。チェ・ジェゴンって、人が良いだけのおっさんかと思っていたらやればできる人なんですね。

焦ったホン・グギョンは完豊君を世子にという動きを加速させる。その動きを察知した孝懿(ヒョイ)王妃は完豊君を宮中から実家へ帰らせるようにする。しかし、それを知ったホン・グギョンは孝懿(ヒョイ)王妃と言い争いとなりソンヨンへの暴言を吐いたあたりでイ・サンが耳にする。ますます、イ・サンの心証を悪くしてしまうホン・グギョン。このまま行くと孝懿(ヒョイ)王妃とガチンコとなるか??

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