トンイ 第30話「王の決意」

今回のトンイはトンイが持ち帰った証拠により、窮地に陥った南人派がいかに対応するかが描かれています。この戦いで知恵を絞っているのは実は王様(粛宗(スクチョン))と王妃(オクチョン)だったりするんですよね。しかし、そうなるとどちらの陣営も参謀役となる人がいないという情けない構造になります。まあ、ドラマチックに見せるためにそのような演出をしているのかと思いますが、参謀役としての脇役を出してもいいと思うのですが。

韓国ドラマ・ガイド トンイ 後編 (教養・文化シリーズ) 4144071820

 

粛宗(スクチョン)のトンイへの想い

「それにしてもあやつは余を心配させるばかりだ。そばにいてもいなくてもいつも心配ばかりかける」

「でしたらそばにいた方がよいのではありませんか?」と澄ました顔で粛宗(スクチョン)に助言するハン内官。 「何? まったくそなたは何を言う」と内心の動揺を隠そうとして馬脚を現してしまっている粛宗(スクチョン)。

まったく、王様らしくない粛宗(スクチョン)の描き方、演技の仕方ですね。

王妃(オクチョン)の危機対応

自分だけではなく一族郎党の命がかかっているから、危機に際して人任せにせずにオクチョン自ら動くという点は見習いたいところ。

「行くところがある支度せよ」危機を迎えてオクチョンが動く。行くところとは粛宗(スクチョン)のところ。

「兄を返してください。前王妃を落とし入れたなどというのは濡れ衣です。たかが監察府の女官の証拠に過ぎない。トンイの言葉は信じて王妃である私の言葉を信じないのですか?」「もし兄が前王妃を貶めたなら私も知っていたはずです。もしそうなら私も投獄するのが筋です」「兄のしたことを事前に知っていたのかと問えばなんと答える」「その答えは大事ですか?私が偽りを言おうと事実を言おうと王様が信じたいのはトンイの言葉ではないですか」「私も兄も無実です」「どうか信じていただけませんか」

私は王様がお決めになったこの国の王妃です

いやーーー、そういうロジックで攻めるかな・・・。かなり無理筋というか、ほとんど言いがかりのロジックだけど、まじめな粛宗(スクチョン)なら効果はあるかもしれない。

「オクチョン、今からでも遅くはない。真実を話してくれるならば罪に目はつぶれずとも余の心はそなたを許せる」「私は許しを請うようなことはしておりません。私に言えるのはただそれだけです」

王様との会話を思い出し涙するオクチョン。「王様の心を取り戻せるのならやってもいない罪でも認めるでしょう」「でもそれはかなわぬこと。このような私にしたのは王様です」

逆恨みじゃないのかな? こうなったのはトンイに想いが移った粛宗(スクチョン)のせいにしているが、もとはと言えばオクチョンが前王妃の仁顕(イニョン)王妃を陰謀で廃妃にしたことがきっかけだったと思うのだけど。

王妃(オクチョン)の更なる危機対応

オ・テソクに対して、「私と兄を捨てるつもりですか?弱気は捨ててください。手にしているものを失いたくないなら私の話を聞いてください」となにやら策を授けるオクチョン。「本当にそうなさるおつもりですか?」「もうこうするしか、我らは生き残れません」

義禁府(ウィグムブ)に囚われていたチョン尚宮とチョンイムが釈放される。釈放したのは理由があるとうそぶくユ尚宮。

釈放の理由は監察府と重臣の手紙では容疑を立証できないとして釈放。

そして、南人の重臣たちが集まって王様へ謁見を願う。

南人の重臣たちはチャン・ヒジェの容疑を認められない。そ理由は一介の女官の証拠だけであり、裏付けは本人の証言だけ。公正な捜査がのぞまれる。そのためには、その女官(=トンイ)の引き渡しを要求。内禁衛(ネグミ)ではなく義禁府(ウィグムブ)で取り調べをすると主張。

つまり、チョン尚宮とチョンイムの釈放はトンイを義禁府(ウィグムブ)に引き渡し要求する上で王に反対を唱えさせないための地固めだったのだ。

さらに、もう一つの打ち手が実行される。それはトンイを亡き者にして証拠そのものを無意味にしてしまうこと。

トンイを消すために匿われている別邸に刺客を送ることを行うが、チョンスその他大勢の兵士により返り討ちに会う。しかも、その襲撃の時間にはトンイはいなかった・・・。このあたり、どうやって刺客がやってくるというのを察知したのかな・・・カットシーンか。

トンイの粛宗(スクチョン)への想い

そのころトンイは前王妃のところに。トンイに告げた王妃の言葉は王様のこと。王様の想いをうれしく感じるなら快く受け入れなさいと。「王様のお心にいるのはそなたなのだ。だから王様のそばにいるべきだ」と言ってトンイの背中を押す前王妃。「これはこの国の王妃として頼みたいのだ」

王様とトンイはあの酒場で飲み会。何回も背中を踏まれた話をする粛宗(スクチョン)。一生、その話をしてやると言い切る粛宗(スクチョン)はまるで子供。

一方、トンイは宮殿で働きたいと申し出る。

「王様のためにできることを宮廷でしたい。監察府で働きたい。不当な扱いを受けた女官や奴婢のために働きたい。私の願いをお聞きください」と訴えるトンイ。

それを了承する王様。この了承には裏付けがあった。粛宗(スクチョン)はトンイが宮廷に戻っても南人派から無茶な取り扱いを受けない打ち手を打ったうえでトンイを宮廷に呼んだのだ。

承恩尚宮として、トンイは宮廷にあがることに・・・。

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