宮廷女官チャングムの誓い　第34話　「王の怒り」字幕版

チャングム　感想(医女編)

2006.06.25

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今回のチャングムは「シン･イクピルの抵抗」

ブラジル戦の後遺症なのか、疲労激しかったため、字幕版を鑑賞しての感想となっていてます。

ＢＳ放送時の感想を思い出していたが、シン･イクピル教授は最後まで好きになれなかったのだが、今回の見直しで感想がかわりました。信念を貫くいい男じゃないの！　←男を強調文字としたのは今後の展開でこの人も当時の社会通念をブレイクスルーできなかったので・・・。

シン･イクピルが知恵と勇気をもって、信念を貫き通したことを理解したチャングムはイクピル教授に感謝のまなざしをおくることになる。このシーンはとても感動的（泣）なシーンでした。

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医女となる目的を見直すか？

再度の薬と毒を区分させる試験。「これに不可をとったら3つの不可となるものがいる」なんて、プレッシャーをかけるイクピル。そんな、プレッシャーを跳ね返し、薬にも毒にもなると回答するチャングム。チャングムが今までの自分の知識の浅さに気づいたことを証明している。

「謙虚さが医員には必要」と語るイクピル。人の命を対象とする仕事であり自然そのものに対峙していくもの。自然に対して人間の知識は微々たるものであり謙虚になって常に学んでいく姿勢が大事といっているのだろう。医者のみならずプロとして対価を得る人は常に意識していないといけないことでしょう。私も常に謙虚でいようと心に誓いました。

「人は簡単に変わらない」とも語るイクピル。これもそのとおり。反省しても反省しても身に付けてしまった癖や考え方は気をつけていないと、ひょいと出てしまい失敗してしまう。←私はよくやってしまいます・・・。

修練生で親友となったシンビ。シンビはチャングムに自分がなぜ医女を目指すかを語ります。シンビが小さいときは病気を持っていた。医員が治療をしてくれたのだけど、シンビの親は治療代を払えない。恩返しをしたいと言うと、その医員は「世の中にお返ししろ」と言ったので医女になる決心をしたことをシンビはチャングムに語る。

シンビの医女になるきっかけを聞き、考えるチャングム。

不可3つ騒動

不可（不通）が2つのチャングムはその他は優（大通）。このまま行けば成績優秀で内医院に配属されるはずなのだが。

そんなとき、チャンドクが済州島よりチャングムを訪ねてきた。いきなり、チャングムの脈を診るチャンドクがあきれたように言う。チャンドクさえ、修練生時代はたじたじだったのに、チャングムは平常心そのもの。まあ、チャングムは普通の人と違います。

ところが、チャンドクを訪ねてきたウンベクからチャングムとシンビが不可3つを付けられていることを告げられる。実はイ教授が宴会に来なかったチャングムとシンビに不可をつけたのだった。

シン・イクピルはイ・ヒョヌクにクレームをつけるが、またもや誤診を持ち出しシン・イクピルの抗議を封殺する。あげくのはてには医官ごときがと身分の違いまでも言われてしまう。この二人の口論を聞いていたチャングムは自分に望みがないことを思い知らされ悄然と立ち去っていく。チャングムが赴いた先はチョンホのところ。やっぱり、頼りにしているんだね。ところが、チョンホは同志を集めるためにあちこちに行っているようでいない。

シン･イクピルは思い悩みある決断をする。

シン･イクピルがとったのは自分の権限内で修練生を全員落第にすることであった。悲しむ修練生に混じって、喜ぶチャングムとシンビ・・・・・。そして、驚き慌てるイ・ヒョヌク。さらにはその上司の左賛成も王様にそのような報告は出来ないと驚いてしまう。

直接、再試験をして落第どころかいつもより優秀な人材がいることを認識した左賛成。早速、二人の教授に事情聴取する。シン･イクピルは不通をつけた理由をロジカルに説明するが、イ・ヒョヌクは説明できない。事情を察した左賛成はイ・ヒョヌクとサシで問い詰めパーティに修練生を駆り出したことを突き止める。イ・ヒョヌクはこれで罷免となる。←これはこれで後ほどの伏線となります。

チャングム、宮中へ

再試験の結果発表でチャングムとシンビは成績優秀で内医院に配属。他の修練生たちも性格に応じた反応をする。

チャングムは万感の思いを持ってシン・イクピル教授を見つめる。信念を持ってチャングムのうぬぼれを正してくれ、信念を持って合格に導いてくれたシン教授。二人が立つ姿は絵になる。
チョンホには茶目っ気を見せて、落ちたフリをしてみせる。甘えてしまって・・・このシーンはヨンエさんのアイデアが反映されているそうです。

トックの家での合格パーティ。チャンドクさんトックのおばさんよりも強い！！チャンドクがチャングムに宮中の医女の仕事は発展性がなく、想像しているようなものではない。ひどい仕事だと語る。だから、戻りたくないと。

医女の仕事

いくら成績優秀といえども、見習は見習い。下働きをさせられることに。身分の高い人の診察は見学で、実習は女官に対して行うといわれる。ところが、女官への医療行為というのは

お肌の手入れ
足を洗う

といった屈辱的なもの。かつて、女官だったチャングムにとって後輩に当たる女官から言われるのは悔しいものがあるに違いない。シンビは治療ではないとして拒否するがチャングムは覚悟を決めて女官のお世話をする。チャングムはここでも豊富な知識を生かしてエステの知識を披露する。

医女の扱いに対するチャンドクの嘆きと実際にさせられた屈辱的な作業がこのあとの伏線になっています。←って、やっと今気付いたよ～～。

出会い

皇后の体調がすぐれないということで、全体会議が開かれる。そこに出席したチャングムは最高尚宮(チェゴサングン)となったクミョンと再会する。驚く二人。

チャングムの年齢は修練生として半年過ごしたので22.5歳～23.5歳。しかし、クミョンはチャングムとほぼ同じ年齢という設定（チビチャングム時代はオネーサンだったが、大きくなってチャングムと同じ年齢になった・・・・そして、今は？？）だけど、20代で最高尚宮(チェゴサングン)はちょっとあり得ない。謎！

↓テーマ名はこちらからインスパイアーされました。

岬一郎の抵抗〈1〉