私の頭の中の消しゴム

記事内に広告が含まれています。

「憎しみに心の部屋をひとつ明け渡せばいい」

味わい深い言葉だなーー。フジテレビの「私の頭の中の消しゴム」を観ました。映画館、レンタルDVD、そしてテレビと3回目の鑑賞となります。

前半はおしゃれな感じの映画で後半になって、うるうる来る映画。映画館で見たときは涙は最後の3分でやってきたのだけど、今回じっくりと見たらスジンが本格的に記憶をなくしてしまいチョルスが部屋中にメモを張り出すあたりから涙腺が緩みだす。

イェジンさんは可愛いし、チョン・ウソンは相変わらずいい男ぶり。彼はサッド・ムービでもなかなかプロポーズできない消防士を好演していた。

「私の頭の中の消しゴム」パーフェクトガイドBOOK
ぴあ 売り上げランキング: 77199

前半はチョルスとスジンの出会いと結婚そしてラブラブの新婚生活を描いている。

この前半はスジンが記憶をなくしてしまう後半に向けての伏線がいくつか。出会いがそもそも、スジンがコンビニに忘れ物したことがきっかけ。そして、700ウォンのコーラを強奪して飲む。ローションの匂いをかいで色々と興味を持って聞くシーン。

名台詞も多い。最初に書いた台詞もいい台詞だけど、以下の台詞もいい。

  1. おまえの木目にひかれた
  2. おれが代わりに全部覚えておく。毎日が始まりになる。
  3. ここは天国なの?

やはり、この映画はラストのコンビニのシーンに収斂する。お医者さん、大工の棟梁、お母さん、お父さん、妹、義理の母がコンビニに入ってきたスジンを迎える。そして、

ここは天国なの?

ああ。

そして、車の中でチョルスがスジンに「愛している」と言って終わる。

PS

新聞のテレビ番組欄には劇場未公開場面もなんて書いてあったので期待したが、どこか不明。むしろ、カットされていたシーンがあった・・・・。それと、イェジンさんの吹き替えはあっていない。特にチョルスに置手紙を読み上げる部分は盛り上げるシーンなのに単に早口で言っているだけになってしまい感動がやや減少した。

コメント

  1. KAYO より:

    コメント、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
    私はTVで初めて見たんですが‥やっぱりカットされていたのですか‥。
    ぜひDVDで見直したいと思いますっ!!

  2. stanaka より:

    KAYOさん、こんばんは。
    わかったカットはスジンがチョルスがいない間に机をあさっているシーンです。記憶が定かではないのですが母親の資料だかなんかだと思いました。

  3. がーこ より:

    stanakaさん、がーこです。
    今日、ようやくパソコンの電源をつけることが出来て、stanakaさんからのコメントを読んで、涙がでました。
    先週はヒドイ一週間になりました。胃痛は治まったものの、今週の木曜日に、いちよう胃カメラを飲むハメに・・・。
    精神的に落ち込んでしまい、昨日日曜日まで寝たきりでした。
    あっ!でも“私の頭の中の消しゴム”はちゃーんと見ましたよ!
    私も映画館で見たので、これで2回目、stanakaさんの感想と同じく、イェジンさんの吹き替えが全く(!)合っていなかったですね、残念。
    それにカットシーンも多かったような気がしました。
    でも、スジンがチョルスの元を去って行く時の手紙のシーンは、チョン・ウソンさんの名演に涙無くしては見れませんでした。
    それにしても、ソ・イェジンという女優さんは本当に美しいですね。同性ながら見ていて惚れ惚れしてしまいました。
    色々ご心配おかけしました。励ましのコメントは本当にうれしかったです。
    ありがとうございました。

  4. stanaka より:

    がーこさん、おはようございます。
    書き込みを目にして、ほっとしました。
    ネットはバーチャルな世界でパソコンを立ち上げてくれないと繋がることができないという当たり前の現実を今回は知らされました。
    さて、頭の中の消しゴムですが、二人の演技が抑えた感じでとてもよかったです。
    現実世界では治療できるかもしれないという報道があったりしますね。

  5. oko より:

    こんにちは~♪
    「憎しみに心の部屋をひとつ明け渡せばいい」
    この言葉、本当に素敵な言葉ですよね。
    昨日、長女が教育委員会からいじめのアンケートを持ってきたんです。
    親と一緒に答えていく形で、どうやら小、中、高学年と別れているようでした。
    最後の問いで「どうやったらいじめがなくなると思いますか?」というのがあったのですが、次女が横でお姉ちゃんの真似をして書いていたんですよ。
    年中の次女が書いた言葉が「ごめんねてゆたことおゆるすこと」
    訳すると「ごめんねって言った事を許すこと」なんですが、私は「ごめんっていう事?それとも許す事?」って聞いたら「許すことが大切なの」と言っていました。
    子供たちと、テレビを見ましたが(前置きが長くてすみません)家中のメモが愛情を感じました。
    そして、君に読む物語を思い出しました。
    私は原作を10年近く前に読んだのですが、どちらも記憶を失う話で、私が主人公だったら・・・夫はどうするのだろう???なんて考えながら見ていました。
    最近憎しみと愛と許し、この3点セットが自分の中でもやもやとしています。
    わ~長くなってすみません<(_ _)>

  6. stanaka より:

    okoさん、こんばんは。
    この映画は繰り返し観ることにより味が出てくるのかなーーとも思ったりしています。最初に映画館で観た時はいつ泣けるのかなーーなんて思ってやっと最後のコンビニのシーンで涙涙となったのを覚えていますが、今回はそれよりも前からだった。
    イジメとは少し違いますが、うちの娘は席の近くの男の子から意地悪されていたのですが、うちの奥さんのアドバイスで嫌な思いをしていることとさらにするのなら先生に言うと毅然とした態度を示したら意地悪はしなくなったとのこと。
    そんなことをokoさんのコメントから思い出しました。
    許すこと・・・なんて娘さんすごいですね。

  7. […] 私の頭の中の消しゴム […]

タイトルとURLをコピーしました