韓国観光公社などが主催している韓流映画祭で「連理の枝」を観てきました。実は私、「連理の枝」を「連理の技」と思い込んでいました。
観客の大半はおば様方ばかり。男性は1-2割程度。主催者からの説明の中でヒロインのチェ・ジウは大半の観客は知っているに手を挙げていましたが、ミンス役のチョ・ハンソンを知っていると手を挙げた人は絶対に間違って入ってきている勘違いおぢさんただ一人でした。ということは、チェ・ジウはおば様方にも一定の支持を得ているということなのですね。
最初はコミカルな感じで、チョ・ハンソン演じるミンスの女たらっしの手練手管と軽い感じがチョ・ハンソンの雰囲気にぴったり。後半の重くなる部分もまあまあの感じで演じていた。ちょっと荷が重い感じではあったが。
デートにかける熱情
カクテルを作る技を見せるシーンもなかなかなのだけど、釣りに行って帰りが遅くなってバスもなくなってチェ・ジウ演じるへウォンがぶつぶつ言っているシーンで、さりげなく差し出すリモコン。実は前の日に準備して駐車していた車のキー。キーを押すと突然、ちかちかウィンカーが光り車があることをヘウォンに知らせる。車に乗ってしばらくすると電話がかかってくる。ミンスが予約していたビデオメール。その中で告白するミンス。
なかなかなもんです。私も若い頃にこれくらいしていたらなーーーと思うが、きっと相手の女の子に気障なやつとか言われて笑われるのがおちかな。
3組のカップル
- 当然、ヘウォンとミンス。悲恋のカップル
- ヘウォンとミンスの友人であるスジンとギョンミン。奥手同士?カップル
- 医者と看護師長。無邪気なカップル。
ヘウォンとミンスの悲恋カップルと対比したいのだろう。スジンとギョンミンは対比に成功している。ギョンミンの花を持ってスジンに愛の告白するシーンは大笑い。実はスジンは私のタイプでもあったので思わず感情を込めて見てしまった。
医者と看護師長のカップルはあまり成功しているとは思えない。ほとんど意味が無いように思える。
韓流ティスト
良くも悪くも韓流のティストをぷんぷんとさせた映画。お約束の不治の病。これが恋人の両方が不治の病と言う念のいりよう。携帯のフル活用。病院でさっさと降りたヘウォンをミンスが探す手がかりにしたのが携帯。そして、愛の告白と最後のシーンにも大活躍した。韓国って日本人以上に携帯好きなのかな。
そして、クライマックスで流される、ぐっとくるバラード。もう、ここで泣けというサイン。連理の枝 オリジナル・サウンドトラックが欲しくなってしまうじゃないの。
そして、ヘウォンが不治の病を理由にミンスの元から去ってしまうのもお約束なら、ミンスが今までつきあっては別れた彼女たちに謝罪して回って、その結果でヘウォンとヨリをもどすのもベタなお約束。雨の中をじっと立ち尽くすミンスを見つめるヘウォン。「バカ」と叫ぶヘウォンに気づき駆け寄るミンス。窓越しにキスをする二人・・・・。
そして、牛島の連理の枝の前で携帯で最後の言葉を録画するヘウォンとヘウォンの死後にその録画を見ているミンス。牛島の風景にあったとても印象的なシーン。済州島に行ったときに牛島へ行くのを見送ったことを後悔させるシーンだ。
美しい風景、印象的な出会いとデートシーン。しかし、もう一つベースとなるものが足りないために軽めな出来となった映画。おしい。
ところで、春のワルツのソ・ドヨンのトークショーの入場券も貰っているのだが参加はどうしよう??
コメント
こんにちは。つい、笑ってしまいましたので、コメント残します。
stanakaさんは、この映画が上映されていたとき、ポスターなどは見なかったですか?2人のバックに大きく枝分かれした木が、ちゃんとありましたよ。
”技”だと、なんかマッスル系ってイメージがわくので、きっとジウ姫は出演しませんでしたね。
るなぴさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ポスターは記憶に無いのです・・・。きっと、見ていると思うのですがスルーしているのだと。チェ・ジウかもういいやっ!という調子で気にもかけていなかったというのが実情です。
こちらの映画見ていないのですが、、「連理の枝」の連を道と勘違いをしておりました(^^;
ジウ姫さん、ドラマに復帰されるそうですね。
老け顔だったので、今の方が年齢的にもきれいに感じます♪
ブログペットに反応中(笑)
okoさん、こんばんは。
勘違いするポイントは人それぞれなんですね。脳で物を見ているというのがよくわかります。きっと、人の話もこうなんだろうなと。都合のよいこと、思い込みなどで聞いている。だから言った言わないが発生する。
チェ・ジウさん、空港の職員(えらいさんなんかな??)を役どころにするようですね。日本ではどこが放送するのかな?
私はユジンの顔が好きです。あの、ちょっと深刻ぶった表情の顔が。