バンビ～ノ！　第１０話

今回のバンビ～ノは「選択」

来週の最終回、バンビ～ノは１５分拡大SPということで、録画されて観ている人はご注意を。バッカナーレのおいしそうなパスタと会えなくなるのはちょいと寂しい。

今回のバンビ～ノでは仕事とは何か、人生とは何かがテーマとなっていました。伴の反応が自分の新人時代と同じで共感持てましたが、今の若い人たちの平均的な反応なのか気にもなりました。伴みたいな考えを持った人たちがそれなりの割合で存在するなら、日本の未来は明るいのだけど。伴の先輩の考え方の方が多数派じゃないのかな。いつの時代でも、先輩のような考え方が多数派だとおもうけど、伴のような人がどれくらいの割合で存在して、育てるシステムになっているかということなのか・・・・とかとか色々考えさせられた回。

そして、オーナーシェフの宍戸鉄幹がバンビ～ノがうらやしいと言ったのが実は最終回にむけての伏線だったりすることが明かされた回でもありました。

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バンビ~ノ! 8 (8)
せきや てつじ
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バンビ～ノたち

組織変更で主要な若手たちはランクアップ。あすかがパスタ担当となり、伴はパスタのアシスタントであすかの下につくことに。香取は皆のまとめ役的な位置付けとなる。それぞれの経験値はリセット。みんな、バンビ～ノとしてやりはじめる。

体制を変更したために、厨房チームとしては連携ががたがたに。オシム・ジャパンのように始めは色々と練習試合として試していくというわけにはいかず、常にお客様に対しては真剣勝負。お客様を待たせたり、厨房内の雰囲気がぎくしゃくしたりと良くない。

ここで、上位にある桑原が香取に緊急ミーティングを指示。本音ベースの話をさせることと、伴にパスタの一部のメニューをまかせることを明日香に納得させることも合わせて指示。うまいな。桑原。

「よっしゃー！」と他の店内にもかかわらず、おたけびを上げる伴。

こずえちゃんのファッションがよく見えなかったのはおぢさんは悲しい。厨房でのファッションも雰囲気変わっていいけど。

迷える羊たち

偶然にも高校時代の先輩に会った伴。今の状況を語る伴はふと違和感を覚える。パスタ・アシスタントになったことを嬉々として先輩に語るが、なぜうれしいかが伝わらない。料理に関わっている人でないと、共感してもらえないことに突然きづく。最近、映画観ているか？女の子と遊んでるかと聞かれて、そんなことは構わないと言えない自分に気づく伴。

仕事一筋に夢中になれるのは若いうちの特権だと思う。結婚したりすると奥さんのこと、子供のこと、持ち家が欲しいと言われたり、奥さんの話にも付き合わなくてはいけない。だから、仕事に夢中になれない若い社会人は失格だくらいの気持ちで脇目も振らずに仕事するのが正しい人生だよ伴！と言いたい。

突然、１年ぶりにバッカナーレを訪ずれた恵理。与那嶺の勧めで同じ「博多」の人間が作っているパスタを頼む。そう、恵理はその人が伴だと知っている。「おいしい」と思わずつぶやく恵理。それを聞き逃さない与那嶺。

与那嶺からパスタを注文した女性の特徴を聞き恵理と悟って追いかける伴。韓流ドラマならすれ違いとなるシーンだが、今回はちゃんと出会えた。

「仕事に自信を持てなくなった」と語る恵理に、「学生との違いは社会人は仕事に行かない選択もある」「自らの意志で仕事に行くこと」と語る伴。「あなたも元気がなかったのでは？」と鋭く突っ込む恵理。お互いが元気を貰った伴と恵理。二人の関係はどうなるのかな？

宍戸鉄幹も迷っていた・・・・。そして、博多の元兄弟子の遠藤進にもう一度バンビ～ノを一緒にやりませんかと提案する。さあ、来週はどうなるのかな？桑原さんもバンビ～ノやりたいと言い出したりして・・・。