NTT西日本 光BOX+モノフェローズイベント(本田先生講演)

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前回、ブラウザBOXのイベントにも参加してモニターもさせていただいていますが、今回はバージョンアップしたとのことでどれだけパワーアップしたかを見せていただくことになりました。最初に本田雅一先生から「テレビからテレビ的なものへ 消費者にとってのテレビとは?」というテーマでの講演をお聞きしました。

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本田さんのお話

以下の記述は本田先生のお話を聞いた上で私の頭の中で触発された話もまぜこぜになっています。

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記者の人たちがいるって聞いていなかった・・・なんていいながらプレゼンテーションの開始。

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時間の使い方はこんなに変化

人々の時間の使い方の変化です。

減ったのは

  1. テレビ
  2. ゲーム機
  3. パソコン
  4. 携帯電話

増えたのは

  1. スマートフォン
  2. タブレット

私の時間の使い方もこの通りの傾向ですね。家族そろってテレビを見るというのが少なくなって個別にコンテンツを楽しむようになるとネットサーフィンしながら動画も見るとなると家ではタブレットを手に取るし、外ではiPhoneとなる。そんな時間の使い方の変化がある中でテレビはいったいどんな風に変化していくのだろうか。スマートテレビなんて言葉があるけどその実態はいかに?

それぞれにとってのテレビ

本田先生の言葉で印象に残ったのはテレビメーカーはひたすらAV品質を上げることしか差別化要因を見出してこなかったという点。

テレビが進化途上にある間はそれで差別化できていたでしょうが、コモディティ化してくるとちょっとやそっと品質を上げたところで、売り場で劇的に差がでるわけではないし、売り場で目立つのは価格の安さばかりとなって日本のテレビは韓国勢にやられていったんだろうなと考えました。ブラウン管時代のトリニトロンは平らなスクリーンという目に見える差別化ポイントを持っていたけど液晶が全盛になると平らなのは当たり前となってしまった。テレビは結局はスマイルカーブの儲けのない真ん中のあたりになったということてでしょう。

それじゃあ放送局はどうかというと免許制度である電波という参入障壁で守られていて、高画質の映像を安価なコストで多数のユーザに届けるという点ではネットに対して優位性を今でも保っている。

消費者から見たテレビ

そんな優位性を持っているにもかかわらず時間は減っている。ユーザは放送以外にもコンテンツを楽しむ場の媒体としてインターネット、デバイスとしてはスマートフォンやタブレットがテレビからユーザの時間を奪い取っている。

ネットテレビ

 

そんなユーザのコンテンツの楽しみ方が変化している中で主導権を握るのはなんだろう? スマートテレビやネットテレビというキーワードがあるが定義や中身はそれぞれの立場で勝手なことを言っているのが今の現状。本田先生は上の画面にあるように3つのタイプをあげて進化を予測しようとしている。

  1. スマホ型サービス
    ユーザが能動的にコンテンツを探して視聴するというスタイル
  2. テレビメーカー提供型
    ポータル的なものをテレビが持つというもの。
  3. 放送業者主導型
    通信・放送事業者がサービスと端末を統合して提供するというテレビ的なネットテレビ。3タイプの中では一番受動型となる。

ネットを楽しんでいる人はみんな能動型かというと実はコンテンツを楽しんでいる時間の大半は受動的かもしれない。それは、ツイッターやフェイスブックの使い方を見ていると人が書き込んだつぶやきや近況を眺めている時間が結構多いのではと思う。もちろん、フォローや友達リクエストするというのは能動的だけど、そのあとは受動的な時間を過ごしているのが大半じゃないのかな。ブログやニュースを読むのもRSSリーダでやっているとしたらリーダに登録するのは能動だけどそのあとは受動的に眺めるだけというスタイルになる。

そこからすると3の放送業者主導型が勝ち組のように思えるけど、今の放送局にこんな冒険するところがあるとは思えない。ではどこ? その一つの回答がNTT西日本の光BOX+かもしれない。

次回はNTT西日本の光BOX+のイベントでの説明と実際に使用した使用感をリポートする。

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