「美男〈イケメン〉ですね」人気の秘訣は?のセミナーの後半は総合討論ということでパネリストが登場して人気の意味や秘訣などを議論するというもの。パネリストは以下のとおり
美男<イケメン>ですね (チャン・グンソク スペシャルエディション)(韓国盤)
司会
国士舘大学 教授 申景浩
パネリスト
韓国ドラマナビゲータ 田代親世
CCC 商品開発部 部長 吉村毅
韓流専門コラムニスト 李泰文
韓国コンテンツ振興院 日本事務所 所長 金泳徳
SBS PD 洪性昶
最初にそれぞれのパネリストが持論を展開するということでそれぞれの立場でのプレゼンテーションがなされた。トップバッターはCCC 吉村毅氏。「美男〈イケメン〉ですね」を日本で販売/レンタルしていく立場からのプレゼンテーションでした。
韓流ドラマの歴史
「冬のソナタ」~「美男〈イケメン〉ですね」のファン層推移は以下のようになっている。
2004年 冬のソナタ 40~50代女性
2008年 太王四神記 40~50代男性
2010年 美男〈イケメン〉ですね 20~30代/40~60代女性
「美男〈イケメン〉ですね」がファンの年代層を広げたということでしょうかね。確かにうちの娘も中学校(放送当時)で話題になっていると言っていた。
日本での展開
CCCは「美男〈イケメン〉ですね」を完成前にキャストとあらすじだけで買い付けた。CCCが考えた「美男〈イケメン〉ですね」の強みと弱みは、
強み
- これからの若手でイケメンが多数出演
- 少女マンガ風
弱み
- チャン・グンソクは(当時)知名度なし
- K-POPもまだまだ認知されていない
販売促進策や経緯など
- キャッチコピーは「キュン死寸前」
- チャン・グンソクをスターにすることを目指す
- 韓流雑誌だけではなく一般の雑誌にも取り上げてもらった。
一般雑誌の編集者にも韓流ファンがいて取り上げてもらいやすくなっていた - 2010年8月フジテレビ韓流αでの放映で火が付いた
- TSUTAYAでも通常3000枚のところを6000枚購入してレンタル
- 公式ガイドブックの出版
- ぶたうさぎグッズ
- ツアー
- ファンミーティングの開催
吉村氏は販売策だけでブレークしたのではなく、当然、作品が持つ魅力があったから販売策が有効でブレークしたんだという趣旨のことを言われていました。まあ、4項のフジテレビ韓流αの放送が転換点だったんでしょうね。放送時間も学校が終わって家に帰ったところで始まる感じで、ここで、若い子たちにブレークしたんでしょうね。地上波は強い。
コメント
買い付けてくれた事に感謝ですね。
関西では私が見たのは、前半殆んどカットされていて、全く意味がチンプンカンプン状態からの
スタートでした。
私にとって今でもこれが一番のドラマです。
アレからずっと次の作品を待っているのですが・・・
しかし、こんな会合があったなんて・・何だかうれしいです。
しかも、参加されたとの事・・すごいですね。