韓国時代劇は宮廷女官チャングムの誓いでだいぶ慣れてその後の韓国時代劇を観るベースができたといえるでしょう。NHKがただでさえカットしているのに番組で豆知識をわざわざ時間を取って毎回放送したり、ガイドブックで背景情報を伝えたりした功績は大きいと言えるでしょう。
今回のトンイの後番組となる「王女の男」についてもベースは今までのものでいいのでしょうか? 癸酉靖難(きゆうせいなん、ケユジョンナン)と呼ばれているクーデターがドラマの背景になっていてこれに関しては初物となります。おそらく、韓国人においては日本における「本能寺の変」くらいにポピュラーな歴史的事実なんでしょうね・・・←かなり推測で言っています。だとするとドラマでは語られない暗黙のお約束事項があって韓国人なら説明なくてもわかるのだけど、そんなの知らない日本人は置いてけぼりされてしまうということもあるかもしれません。
特に「王女の男」の後半はダークユンスというように呼ばれているように復讐がテーマになってきてきっと恨みが大きな動機となって物語を動かしていくことになるのでしょう。そのあたりについては歴史的背景知らないと登場人物の細かな心の動きが理解できないということにもなりかねません。
なので、参考文献となりうる本を列挙したいと思います。私もこの中から選択して購入したいと考えています。
そのものずばりです。放送前にこの手の本が登場するというのはそれだけ需要がきっちりと見込めるということなんでしょうね。
韓国ドラマ・ガイド 王女の男 (教養・文化シリーズ) 公式ガイドブックも着々と用意されているようですね。
こちらはパク・シフ君の予習ですね。
やっぱり、きちんと調べるにはこれかな・・・。2012/3/1付で出版された改訂版ということでポチりました。500年の歴史を記録した『朝鮮王朝実録』が、現代語で読めるというものでまずはこれを読むべきなんでしょうね。
パク・シフが語る「王女の男」も予習には最適です。以下のようにガンガン再放送されています。
7月2日(月)
午後2:45~午後2:55
BSプレミアム
7月3日(火)
午後8:45~午後8:55
7月4日(水)
午前8:45~午前8:55
BSプレミアム
7月6日(金)
翌日午前4:05~翌日午前4:15
BSプレミアム
7月7日(土)
午後6:45~午後6:55
7月7日(土)
翌日午前1:20~翌日午前1:30
BSプレミアム
コメント