シークレット・ガーデン 第20回/最終回「しあわせの庭」 魔法の瞬間その1

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シークレット・ガーデン 第20回/最終回「しあわせの庭」をもう一度、見直しました。最終回ということで、魔法の瞬間がそれぞれの登場人物に訪れるという描き方でしたね。

  1. キル・ライムとキム・ジュウォン・・・ずっと魔法の瞬間が続いているという感じ。 あえて言うなら最後のシーンかな?
  2. オスカーとユン・スル・・・コンサートの「涙の跡」のシーンが魔法の瞬間かな?
  3. キム秘書とイム・アヨン・・・漢江に流れ着いたボトルメールを発見
  4. イム監督・・・ソン・イェジンの登場シーン
  5. パク常務・・・キム・ジュウォンとの面会

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区役所での儀式

キル・ライムを呼び出して連れて行った先は区役所。そこにはユン・スルとオスカーもいた。相変わらずライムの了解をとらずにさっさと進めていくジュウォン。このあたりが俺様ジュウォンなんですね~。しかし、憎いじゃないですか。

「君しか愛せないからだ」

なんて、さらりと言ってしまってライムの心を鷲掴みにする展開は。

オスカーも婚姻の証人をお願いするファンなんて初めてだ、光栄だけどなんてジョーク飛ばしている。さらには、婚姻届のライムとジュウォンのサインはハングルの”ㅇ”を”♡”ハートにしたもの。オスカーは証人のサインを「OSKA 행복하세요」としていますが、オスカーってOASCARというスペルだと思っていたし公式ガイドブックにもOSCARとあるのだけどね。
追記:オスカーのコンサートシーンで貼られているポスターを確認すると「OSKA」となっていました。公式ガイドブックが誤植なのかな?
また、コンサート会場はDOM Art Hallというところでした。

その後のライムとジュウォンのラブラブぶりは見ているこちらが赤面するほどのいちゃいちゃ度。でも、ヒョンビンが演じると厭らしくならないのが彼の優れた演技力ですね。
対するハ・ジウォンですが、キム・ジュウォンを自覚的に愛するようになってからは能動的な女性から受動的な恋する乙女になってしまって演技に不満が残りました。まあ、初夜のベッドインではライムが攻勢的になるという描き方で修正しようとしているフシがありましたが成功していない。ジュウォンのキャラクター設定とストーリーからライムが能動的に仕掛けるというのはなかなか難しい展開なので仕方ないと言えば仕方ないのでしょうね。

魔法が効かない世界

ライムとジュウォンの生活している領域全てが魔法により楽しくなっているわけではなく影の部分があります。それは母親ブノンとの関係。ブノンは自分の目が黒いうちは結婚を絶対に認めないし息子としての縁を切ると言い切った言葉をずっと守っている。

ライムとジュウォンの間に3人の子供が出来ても、ブノンの家に入れるのは子供のみ。夫婦となって5年経っても結婚式の写真はまだないという状況が続いている。

例えばブノンの元から去ったジュウォンの父親をライムの頑張りで再会しヨリを戻すというエピソードがあれば母親ブノンにも魔法の瞬間が訪れた訳だし、ライムとジュウォンも結婚式を母親の前で挙げられると思うのだけどどうかな?

スペシャルドラマとして制作してくれないかな。

さらにレビューは他の魔法の瞬間について書いていきます。

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コメント

  1. マユマユ より:

    ≪ジュウォンの父との再会≫~そうなんですよ、私も密かに続編を期待してるのはそこ!この脚本家さんもいつかは書きたいと願って逆に意図的に父の話題を殆どスルーしている、と。父親がハイソな生活・人間関係に疲れて出て行ったが一方で娘は父を温かい気持ちで思っている、と伏線が張られている。(ジュウォンは何も述べていない)但し、視聴者側に年配者の元夫婦(恋人)の再会と和解がドラマとして受け入れられるかは時代の変化がある程度必要かも。日本でも年配者の恋愛は現実には多くあるし、ドラマや映画ももっとあってしかるべきだとは思うけれど、大抵は①初恋の再燃②悲恋だった恋の修復③すれ違い続けた恋の成就・・・くらいで、年老いた父や母の「老いらくの恋」は遺産相続がらみの修羅場かドタバタ劇になる。さて、韓国ではどうでしょうか?個人的にはすご~く彼女の力量に期待大なんです。だって大人が楽しめるラブストーリーって数少ないですからね。寂しいです。

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