今回のザ・ホスピタルは「窮すれば通じる」
イーホアはジェンの緊急手術で、強引に手術室に押し入ったものの緊急だからと言って手伝ってくれる医者が沸いて出てくるわけでもない。麻酔科のライ部長は絶対に手伝ってくれる医者なんて現れないと思っているから、助手が出てきたら麻酔してやると安請け合い。
そこに、チュウ副部長が来て患者を助けたいのならタン部長に頭を下げろとイーホアに忠告する。万事休すと成ったイーホアは意を決してタン部長の部屋へ行こうとしたときに救いが現れる。救いのホワイトナイトはなんとウェンリーに罵倒されていたシャオガン。いやー、恋の力は偉大だ!! 男を見せたぜっ!!シャオガン。
あたしゃ、チュウ副部長が見かねて手を出すかと思ったのだけど、そんなことはなかった。手術室の看護師麻酔医
まさに、「窮すれば通じる」—-でも、待ってね、正しくは「窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず(易経)」ということで、変化することが重要なんだが、イーホアは自分の我を押し通しただけで変化を促すようなことは何もしていない。何かイーホアが病院の変革につながるような打ち手を打っていて、それに応える形でシャオガンがホワイトナイトとして登場すると、とても良かったのだけどね。
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逢いたくなった時に君はここにいない
サザンのバラッド3 ~the album of LOVE~を聞きながらどうぞ。手術が終わったところで、グァン・シンが登場。麻酔医を彼女が勤めていればタン部長からライ部長は怒られることはなかったのだけど。本当、グァン・シンも言っているけどイーホアが必要としているときにいない女。そのグァン・シンをじっと睨み付けるウェンリーを引き離すシャオガン。どんな話をしたんだろうね。それよりも、イーホアを手伝ったシャオガンにはどんな運命が待っているのだろうか? でも、ウェンリーの心を射止めることができたなら十分に見合うだけのコストかと思う。
ブルータスおまえもか
さて、リュウ・シンピンです。様態がますます悪化して、とうとうポートB(こういうつづりでいいんだろうか)の取り外し手術をすることに。チュウ副部長はタン部長に相談すると絶対に手術を許可しないと読んでいるので、タン部長とは連絡がとれなかったということで院長に連絡をとって形式を整える。そして、手術をするが、そこにイーホアも手伝いに入る。緊急なのはわかるけど、ここの病院ってかなりいい加減。管理不在の運用になっている。
総統の秘書がかんかんに怒って説明を求めに病院にやってくる。結局、院長→タン部長と説明はぐるぐる回ってチュウ副部長に。
説明が終わって、チュウ副部長の部屋でイーホアと二人でお酒を飲む場面はなかなかスカっとするが、なら、イーホアが困っていたときに助けてやれよという思いがよぎる。そらに、チュウ副部長はクールで計算をしっかりする人と思っていたが、この人もシンピンの病状に対する打ち手を何もせずに流れのままにまかせていたためこんな事態になっている。そして、医者としての良心にしたがってタン部長の意向に反した手術する気骨は見せるが、クールで計算できるという部分は皆無。
チュウ副部長も今後が危ない。
ということで、このドラマの登場人物はそれぞれが破滅に向かって歩んでいるようで、それに対して抵抗するという策を労するというのをあまりやっていない。やっているのは病理解剖を進めているグァン・シンくらいか。意外と彼女は根本的なところで保身に長けているかも。
コメント
stanakaさんこんにちは!私はイーホアが困っている時グァンシンが助けに来んかい~と突っ込んでおりました。
私はどうも彼女が嫌いなモンで(笑)
>逢いたくなった時に君はここにいない<
何さら~~~と言ってるねんと怒りモードでした。遠慮しながら去っていくウェンリーが可哀想で(涙)
正義を貫くのはいいんだけど、善悪だけで解決出来ない問題だってあるでしょ?なんか上目線でものを言ってるから腹が立つんですよね。当分彼女好きになれそうにないです(苦笑)