みなとみらい ワーナー・マイカル・シネマズにて「東京家族」を観ました。入りは30%くらい。
監督 山田洋次
脚本
キャスト
橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣
中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優
製作年:2012年
製作国:日本
日本公開:2013年1月19日
上映時間:2時間26分
配給:松竹
瀬戸内海の小島から年老いた両親が東京で生活している子供たちに会いにくる。それぞれの子供たちは長男はつくし野で病院を開業、長女は美容院を経営、次男は・・・フリーター…本人は舞台美術を職業としていると言っている。
上京してきた両親を巡って面倒は見たいけど、それぞれに仕事を抱えていて積極的に面倒を見れない長男、長女と両親を迎える駅を品川駅なのに東京駅と勘違いするダメダメな次男らが織りなす物語が展開するのかなと思ってみていました。
ところが蒼井優が登場したあたりからお話が方向性を変えていきます。
年老いた親をどのように面倒を見ていくのか。特に子供が都会へ出ていってしまって、地方に親が残っている場合に独り身の高齢者を地域でどのように面倒を見ていくのか、あるいは子供が責任をもって見ていくのか? 高齢社会に入る日本にとっての課題を突き付けているのかなと考えさせられた映画でした。
我が家は両方の両親は健在ですが、両親の年代は映画で登場した平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)よりも高齢なので他人事ではないシチュエーションの映画です。
じんわりと胸が熱くなり、じーーんと泣けてしまう映画でした。
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