ガリレオ Story #8 演技る –えんじる-

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今回のゲスト女優は神原敦子役の蒼井優。ようやく、まともな演技をする女優さんがゲストで出てきたという感じかな。

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トリック

今回のトリックは2つ。携帯電話を使ったものとミラーフィルム。

携帯電話のトリックはガリレオ先生こと湯川学の助けを借りなくても警察として解かなくてはいけないトリックのようにおもうんですが、いかがでしょうか?

被害者の携帯を使って、

  1. 被害者から掛けてきたように第三者と自分に着信させる(しかも無言電話にすることにより殺害されようとする瞬間にかけてきているように偽装)ことによって、アリバイ作り
  2. 電話帳を削除して第三者が電話帳のトップになるようにして、助けを求める電話をたまたま電話帳のトップにかけたという根拠を作る。
  3. 被害者の死体発見時に第三者がいない瞬間に携帯を戻す。

大型液晶テレビにミラーフィルムが貼られていたことを利用したトリックは

  1. 駒田良介(丸山智己)の部屋からは殺害された時間帯では南北別々に花火と月が見える。
  2. つまり、スマホの写真で花火と月を一緒に撮ることはできないはず。
  3. しかし、部屋の真ん中にある大型液晶テレビにミラーフィルムが貼られていると鏡となり、花火と月がミラーフィルムに一緒に映るようになる

ファナティックな女優

今回のガリレオで神原敦子役を演じる蒼井優は演技のためなら人殺しも正当化する女優を演じる。神原敦子は恋人であった駒田良介(丸山智己)から雰囲気女優と指摘されたことをかなり深刻にとらえて演技を自分の経験から演じられるように人との会話を全て録音して演技の参考にしようとしている。

普通に考えると自分の演技の幅を広げるための努力と認識する工夫だけど、そこには別れ話を持ち出した劇団の代表・駒田良介との関係性を考えると別な側面が浮かんでくる。壊れかけた女優 神原敦子という姿が浮かんでくる。

そんな狂気を内部に抱えた神原敦子をうまく蒼井優は演じていたと思います。ただ、その演技の相手役である岸谷美砂(吉高由里子)や湯川学(福山雅治)がうまく受け止められていなくて空回りになっている感じがしてしまいました。実に惜しい!!!

さて、視聴率は20%台を回復するかな?

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