KDDIさんで最先端のスマートフォンについて説明を受けて時間が経ってしまいましたが、私の感じた「これは!」っていう部分を紹介したいと思います。
大きなセンサー「UltraPixel」
スマートフォンにも1300万画素という一昔前ならデジイチのスペックを搭載しているのが普通になった時代に敢て、400万画素というスペックで挑む「HTC J One」。カメラに詳しい人ならおっ!て思うスペックです。
カメラメーカーも多くはイメージセンサーは外部から調達なので、センサーメーカーには無駄に画素数を多くしないでと注文付けることがあるようです。でも、数字が大きいほど高画質と思われてしまうので販売の現場からは画素数を大きくという声が無視できないので、無駄に高画素数になってしまうそうです。
400万画素に抑えることによって、
一般的な1300万画素のスマホの場合、ピクセルサイズは約1.3平方マイクロメートルだが、400万画素のHTC J Oneではその3倍となる約4平方マイクロメートルを実現。
UltraPixelとZoeカメラでどんな写真が撮れるのか?――「HTC J One」のカメラ機能を試す (1/2) – ITmedia Mobileより引用。
ピクセルサイズが大きくなることによって、より多くの光を取り込めるため高感度になり暗いところに強いカメラになっています。今ではパソコンでネットを閲覧するよりもスマートフォンで閲覧することが多くなっています。コミュニケーションの一手段として写真を使うなら、そんなに高画質はいりません。むしろ、色々なシーンで綺麗にとれることの方が重要です。だから、1300万画素の画像が貼られていても無駄に高画質なだけになってしまうことがあります。400万画素って、結構いい線ついていると思います。
左がHTCの400万画素、右がXperiaの1300万画素。こんな感じでスマートフォンの画面で見る限り違いは判りません。
しかも、400万画素なのでファイルサイズも小さくて済むので閲覧するときのレスポンスも早くなります。
HTCのカメラ機能は利用シーンを想定してスペックを作っている感じですね。
あと、シャッター前後の4秒を保存して後から編集加工ができるというHTC Zoe機能もシャッターチャンスを逃さないという観点からうれしい機能です。
サウンドも凄い「デュアルフロントスピーカー」
ディスプレイ側の両サイドに二つの大きなスピーカーが配置されています。↑の写真は撮り方がまずくてスピーカーが見えないですね。
これは「HTC BoomSound」というシステムで別売のドックスピーカーなど使わなくてもかなり大きいサウンドがいい音質で聴けます。とうとうスマートフォンはオーディオコンポの領域にも踏み出してしまったと言えますね。これって凄いですよね。
HTC J Oneは徹底的に利用シーンからスペックを決めていった端末という感じですね。
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