「朝鮮王朝を生きた人々」読んでます!!!

朝鮮王朝を生きた人々 —その隠されたエピソード
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本書は朝鮮時代の人物史という観点から朝鮮で起こった様々な出来事を見渡すことを目的としています。韓国時代劇を観るための歴史書としては人物からの観点というのは非常にありがたい観点だと言えます。

まだ、途中ですが気になった点を書いてみました。

中宗とチマ岩

中宗中宗反正で王様になる前、晋城大君と呼ばれていたころに結婚していた慎氏は中宗反正の7日後に廃位されてしまいます。燕山君につながる血筋なのでクーデターを起こした重臣たちに復讐されるのを恐れて無理矢理に廃位されました。

中宗は慎氏のことを忘れられずに仁王山のふもとを眺めているという話を聞いた慎氏が山の頂にチマを広げて見せたという話があります。チャングムなんかでもチマ岩の伝説としてちらりと出ていたように記憶しています。

本書によれば中宗は慎氏のことをずっと思い続けていたかは疑問と書いています。根拠は、

  1. チマ岩の伝説が書かれている本が中宗反正から300年後に書かれたもの
  2. 最初は弱い王権だったけど10年たつと独自の王権を揮いだし趙光祖を起用したりしているので、慎氏を復位させることもできたはずなのにしていない。
  3. 2番目の王妃である章敬王后が死んだのちに、臣下から慎氏の復位が建議されるが認めていない。

まあ、現実はそんなにロマンティックではなく、恋も冷めちゃっていたということでしょうね。

粛宗・英祖と禁酒令

知りませんでした~、朝鮮王朝時代に禁酒令があったなんて。韓国人こそ禁酒なんて無理な人たちのように思えます。そんな人たちに禁酒令なんて無茶すぎますよね。

特に禁酒令を強硬に行ったのが英祖。しかも、英祖って在位期間は51年7か月という長い期間で、その間はほとんど禁酒令していたというから、酒好きの人にとってはいい迷惑です。

ただ、理由としては英祖の時代は凶作の年が多くて、毎年飢えから人々を守るために米を大量に消費するお酒を作らせないために禁酒令が出されたんですれどね。

ただし、偉い人も庶民も守っていなかったようです。もちろん、見せしめに極刑なんてこともあったようですが、それでも飲む人は後を絶たずだったようです。

禁酒令を解除したのは正祖(イ・サンですね)。

今回は男性のみでしたが、女性も取り上げられていますので次回は女性で気になった人たちを取り上げていきます。

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