馬医 第22回「仕組まれた罠(わな)」

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今回の馬医は正にイ・ミョンファンの策略が見事にさく裂した回でした。イ・ミョンファンは馬医であることを隠そうとせず、むしろ、それを誇りとしているペク・クァンヒョンにそれこそ嫉妬して彼を陥れるためには何でもするという不退転の決意の元にカン武官にクァンヒョンの弱みを探らせていた。情報戦を仕掛けていた訳です。情報の価値をきちんと知っていて、さらに手に入れた情報を元にアクションを起こして結果を手に入れるイ・ミョンファンというお人は現代で経営者になれば優れた経営者になれると思うんですけどね~。 韓国ドラマ・ガイド 馬医 後編 (教養・文化シリーズ)
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コ・ジュマンの医療改革と健康不安

外科治療をみなに教えるコ・ジュマン。豚の膀胱を風船のように膨らませた上に豆腐を載せて、豆腐を切るが下の豚の膀胱には傷をつけさせない練習をさせ外科治療の腕を磨かせるコ・ジュマン。さらに、コ・ジュマンは自分は周りの者から教えを吸収するとばかりに馬医の知識を保有しているクァンヒョンに馬医のやり方を教えるように(やや強引な理屈で)取引を持ち掛ける。

そんな医療改革を描いている合間にコ・ジュマンが体をふらつかせるシーンをさりげに潜り込ませる。次回あたりに何か出てくるのかな?

インジュのカミングアウト

インジュはペク・クァンヒョンに赤ん坊時代の取り換えの件を教えようとするが、クァンヒョンが正統なカン・ドジュンの後継者だと主張した場合にチニョンがかなり困った立場になる。それはチニョンが両班という地位から転落することになり、両班の地位を失うことにより奴婢の時代に火を付けて逃亡したことが問題となり罪に問われる可能性がある。

ミョンファンの策略の二つの突っ込みどころ

イ・ミョンファンはカン武官の探りによりクァンヒョンがソンジョの長男の嫁であるウンソと懇意であることを探り出す。その情報を元にクァンヒョンとウンソの相互がそれぞれ会いたいと同じ場所を知らせれば不審に思うことなく、むしろいそいそとでかけることになる。そして、二人が出会ったころに現場へ踏み込めば有無を言わさず網常罪という時代犯罪として逮捕されてしまう。シンプルに言えばクァンヒョンは己の身分をわきまえずに両班の娘を誘惑したとして罪に問える制度。

突っ込みどころは以下の2点。

  1. なぜ密会している二人を素早くタイミング良く検知することができたのか? 素早く検知できた根拠が示されていないのに疑いもせずに信じてしまうのか?
  2. 左議政であるソンジョは策略なんてしょっちゅう受けたり図ったりしているはず。そんな権謀術数のプロのはずなのにカン武官の話を一方的に信じて突っ走っている。しかも、今回は長男の嫁であるウンソも関わっていて家門に泥を塗る羽目になるかもしれない状況なのにオタオタしてイ・ミョンファンに助けてあげましょうなんて言われる始末。

まあ、ウンソがクァンヒョンにイ・ミョンファンに気を付けてと言うために直接、あっているシーンが今回の策略の伏線となっているのだけど1項を説明するものではない。ここは例えば密告があったので調査をしていたところ・・・くらいは行って欲しかったしソンジョにはその部分を突っ込んでほしかった。

さて、またもや窮地に陥ってしまったペク・クァンヒョンは助かることができるのか?

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