韓国文化院の今年の講演会シリーズは要望の多かった歴史の中でも「韓日交流史」をメインテーマで11回+「ハングルの日」記念特別講演会の12回が行われます。
テーマは以下の通りです。
- 第1回 1月29日(水) 「高麗神社から見る日韓(韓日)交流史」
- 第2回 2月27日(木) 「文字がつなぐ~古代の日本列島と韓半島」
- 第3回 3月12日(水) 「海峡をつなぐ陶匠400年の旅~李参平と沈当吉(沈壽官家初代)をめぐって」
- 第4回 4月18日(金) 「百済・高句麗滅亡後の新羅・日本関係史」
- 第5回 5月23日(金) 「古代東アジアの中の新羅・渤海・日本交流史」
- 第6回 6月13日(金) 「朝鮮通信使のはじまりと室町時代/朝鮮朝前期の日本国王使」
- 第7回 7月11日(金) 「江戸時代/朝鮮朝後期の通信使と雨森芳洲」
- 第8回 8月5日(火) 「大韓帝国皇帝が派遣した留学生たちの東京体験~19世紀末から20世紀初期の頃の旅人」
- 第9回 9月5日(金) 「韓国の切手でひも解く韓国近現代史」
- 第10回 10月15日(水) 「日韓関係の100年と在日コリアンのあゆみ」
- 第11回 11月19日(水) 「今後の未来志向的な韓日交流史を作るためにー韓日国交正常化50周年を目前にして」
- 番外編「ハングルの日」記念特別講演会 10月8日(水) 「ハングルの成立と歴史」
どれも興味深いテーマばかりですね。今回は第一回目の「高麗神社から見る日韓(韓日)交流史」でした。講師は高麗神社宮司の高麗文康(こま ふみやす)氏。とってもジョークの多い語り口ですが内に秘めた熱い思いを感じさせる人でもあります。
高麗文康(こま ふみやす)氏は上のような小説も出されています。高麗王若光は高麗文康氏のおそらくご先祖様!
高麗神社
高麗神社は埼玉県の日高市にあります。写真やっている人には日高市は巾着田の方が有名でしょうね。巾着田は高麗川に囲まれた所にある巾着のような形をした平地のことを言います。地図で見ると本当に巾着の形しています。
高麗神社は巾着田から約3kmのところにある神社です。高麗神社宮司の高麗文康(こま ふみやす)氏は60代目となります。御祭神は高句麗(高麗)から渡来した高麗王若光です。
高麗神社のある日高市は昭和30年に高麗村と高麗川村が合併して出来た日高町が前身になっています。さらに、高麗村と高麗川村は1896年(明治29年)までは周辺の飯能市と鶴ヶ島市と合わせて高麗郡と呼ばれていました。
なぜ、高麗郡と呼ばれていたのかを次回の投稿で書いていきます。
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