本日(7/19)、渋谷東映の12時55分の回で観ました。
「チェック、ダブルチェック」
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「初鑑、再鑑」
と、日本語にする業界の中でお仕事(その業界に勤めている訳ではない)していますが、新聞を作成するというところでは短時間かつデータの少ない中で判断していく。見識が問われるわけで私が仕事している業界での「チェック、ダブルチェック」とは根本の考えは同じでもそこに至るプロセスは全く別次元のもの。
スクープを目の前にして、悠木が迫られた二者択一の判断は自身の経験と見識に立脚した判断。前進しているときにそのまま前進していくのは流れに身を任せて安易だが、そんな中で撤退を判断するのはとても勇気のいること。登山で的確に判断して登頂を断念することとつながることだと思う。
この映画は「日航123 便に関する事故調査委員会」の結論に対して、間接的に疑問呈している映画とも言える。
もちろん、仕事に対する姿勢だとか、どっぷりと仕事にはまり込んで家族を顧みないというのはいかがなものかという観点もあるけど私は「チェック、ダブルチェック」がこの映画の一番の肝と感じた。
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クライマーズ・ハイ (文春文庫) |
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